育休のおわり
今日、娘と紅葉きれいだねとお散歩していたところに、職場の労務担当から電話があった。育休の延長予定などはありますか、と。
ちょうど1歳の誕生日から保育所に入ることができそうなので復帰予定ですと伝えると、1歳での復帰は難しいかと思ってお電話したんですが、復帰なんですね!と驚いた返事が返ってきた。それだけ、育休を延長する人が大半なのだろう。
正直、いや〜もう戻らないといけないよな〜という時期まで休みたかった。1歳を越した4月とか。
保育所にどうやったら入れるか色々リサーチして申し込み、運も良く年度途中からでも入れそうで。
こんなに上手く行ったのに、いざ仕事を離れてみると、この仕事でいいのかな、どこの部署に異動しても人員不足、無茶苦茶な環境で、明るい未来が見えないんだろうな。という、働きながらどさくさに紛れていた想いが目の前にででんと現れる。
転職した方がいいだろうか、むしろフリーランスで、何となく昔から考えているものを書く仕事ができないだろうか。そんな、夢のような、もしかしたら夢じゃないような想像も浮かんでくる。
職場のみんなが余裕のない環境で働く中休ませてもらっているのに、失礼な考えかもしれない。
性格によるところが大きいかもしれないが、日々働く中だと家でも仕事のことを考えてしまうし、どんなにしんどくても、一度潰れてしまったら今後やりにくくなるという背水の陣のような心境で毎日を過ごす。時には人に寄りかかったり、人のせいにして愚痴を考えながらも日々を乗り越えていく。それで精一杯。
育休に限らず、みんな一定期間仕事を離れて立ち止まって考える時間があってもいいのではないかと思う。
育休中の人たちは同じようなことを思ったりするのだろうか。子どものことをしながら、自分自身のことについて、将来について、どんなことを考えているのか、聞いてみたい。
あと数日で保育所入園決定の知らせが来て、育休のおわりが告げられる日がやってくる。どういうモチベーションで戻ってゆくか、整えていきたいところである。