高校生がSONYの神ヘッドホンWH-1000XM4を約1年使って思ったこと
こんでんす。鐘奈師kinakoです。今回はね、タイトルの通りなのですがSONYさんから2020年9月に発売された神ヘッドホンWF-1000XM4を男子高校生が四季折々を通してどう感じたのか、やっぱり今からでも買うべき?やめとくべき?などについてお話します!!!!ただ、高音がどうだの低音がこうだのといった不特定多数の方にとってむずかいいお話はこの際しません。だってそんなの他見たほうが早いでしょ。なので専門的なものではなく、直感的な感想のお話をします。
その前に一つ言うと、買ってOK
まず開封
高級感のあるパッケージに包まれています。ある程度の情報量がパッと確認できるのはいいですね。
パッケージからは引き出し式で出すことができ、ヘッドホン本体やコード等はケースに入れられていました。
同封されていた紙類は基本パッケージに入れっぱなしですね。
専用のケースは布のような手触りで、デコピンをするとコツコツとといい音が鳴るくらいの強度があるので安心して持ち歩くことができます。またコンパクトなサイズ感なので邪魔になりにくいのもポイントが高いですね。ただ、ケースの裏側にネットのようなポケットがありますが、用途がわかりません。
ケースのなかはこうなっています。本体は折り曲げられ器用に収まっています。充電用のtype-Cケーブルや有線時に使用するコード、飛行機の時使用するアダプターも入っているので便利です。
本体及び付属品です。一番右がヘッドホン本体、左は上からtype-Cケーブル、航空機用プラグアダプター、ヘッドホンケーブルです。type-Cケーブルはwf1000xm4やwf1000xm3と同じものだと思います。これがあるとSONY製品買った感が出るので好きです。
では、本体を見ていきましょう!
(1年使ったからか汚れていますがお気になさらず。)SONYのロゴがゴールドなのとか艶消しは相変わらずカッコイイですね。頭の上のほうが当たる部分はふわふわしていて痛くなりにくいです。手触りはそこはかとなくゴムのような感じがします。重量はオーバーイヤー型ヘッドホンの中では軽いほうだと思います。それでいて剛性が高いのである程度ラフに扱っても大丈夫だと思います。
仕様
電源・ DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池
充電時間・ 約3時間(フル充電) (1.5AのACアダプター使用時)
充電方法 ・USB充電
電池持続時間・(連続音声再生時間) 最大30時間(NC ON時)、最大38時間(NC OFF時)
電池持続時間・(連続通話時間) 最大24時間(NC ON時)、最大30時間(NC OFF時)
電池持続時間・(待受時間) 最大30時間(NC ON時)、最大200時間(NC OFF時)
周波数特性・ 4Hz-40,000Hz
対応インピーダンス・ 40 Ω (有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、16Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて)
音声入力端子・ ステレオミニジャック
Bluetooth
通信方式・ Bluetooth標準規格 Ver.5.0
出力・ Bluetooth標準規格 Power Class1
最大通信距離・ 見通し距離 約10m
使用周波数帯域・ 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
対応Bluetoothプロファイル *1・ A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)、 AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)、 HFP(Hands-free Profile)、 HSP(Headset Profile)
対応コーデック *2・ SBC, AAC, LDAC
対応コンテンツ保護・ SCMS-T方式
伝送帯域(A2DP)・ 20Hz - 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時) / 20Hz - 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps 時)
出典はこちら
特徴
前作のwh1000xm3でさえ旅客機のビジネスクラスに備え付けられるほどのノイズキャンセリング能力を有しており、それの進化版ということもありノイズキャンセリング能力はピカイチです。よく比較対象になるAppleのAirPodsMAXよりもこちらの方が僕的には強いと思います。外音取り込みもパワーアップし、ヘッドホンの右側を全体的に手で覆うと覆っている間だけ外音取り込みに変わるので便利(クイックアテンションモード)。また、通常のコーデック(コーデックとは)の約3倍の情報量のあるSONYが開発したLDACに対応しているので高音質。Lただ、LDACはandroid端末など対応機器でしか恩恵を受けることができませんが、SONYのワイヤレスヘッドホンとして初めて、AIが再生中の楽曲のタイプを判別し、楽曲本来の高音域の周波数スペクトルを、従来のDSEE HXより忠実かつ最適に復元する高音質技術DSEE Extremeを搭載することでLDAC非対応機器でも楽しめます。そして専用アプリからイコライザーなどもいじることができより自分に合った音を再現することができます。再生やスキップなどタッチ操作は直感的にできるので初心者の方にも大丈夫です。 そしてバッテリー性能も素晴らしくノイズキャンセリング(以後NC)ONでも約30時間、NCがOFFの時は約38時間も使うことができます。 イヤーパッドがウレタンだったり前作から設計を見直されたおかげで長時間使用しても痛くなりにくいです。
1年使った感想
僕としては満足です。音は最高クラスにいいですし、ノイズキャンセリングもすごい。ノイズキャンセリングについて色々知りたい方が多いと思うので深堀すると、例えば勉強中隣の部屋で家族がテレビを見てると大抵音が聞こえてきてそれが気になるというのがよくあると思いますがそういう隣から聞こえてくるテレビの音や僕が通っているような個別指導塾で他の生徒が授業を受けてる声、駅など人混みでするようなノイズ等を消してくれます。ただノイズキャンセリングもまだ発展段階ということもあり、万能ではありません。ですが、確実に言うならAirPodsMAXやそういったオーバーイヤー型ヘッドホンの中ではトップクラスに優れています。また、有線ヘッドホンとしても使えるので僕が普段やっている大乱闘スマッシュブラザーズなどのゲームでも使用出来ました(アップデートでBluetoothがSwitchでも使用できるようになりましたが遅延が酷いので有線のみ)。他にもデザインに高級感がありかっこいいので注目を浴びたり、自己満足もできます。そしてバッテリーがとてつもなく凄いです。後にも書きますが、僕は夏の7月8月はほとんど使用していませんでしたが、充電を1度もしていないのにも関わらず約二か月間バッテリーはずっと90%以上ありました。シンプルに連続再生時間も凄いですがこういうバッテリーの持ち方もありがたいです。接続も安定してくれるのでいい。
ただ、残念なポイントもいくつかあります。1番辛いと思ったのは暑いことです。夏は特に暑いです。密閉型なので仕方ないと言えばそうなのですが、ものすごい暑いです。なので夏の間はほとんど使用していませんでした。(まぁ僕の家はエアコンを使わない。というか僕の部屋にエアコンがないからかもしれなくエアコン下だとどうかはわかりませんが)防水非対応なのも正直辛いです。別に濡れて壊れたという事はないのですが、「防水非対応」というキーワードが頭の中を支配して雨が降っているときなどに変に気を使い気疲れします。あとは眼鏡をしていると痛くなります。これはオーバーイヤー型ヘッドホン全体的に言えることですが痛いです。僕がした対策はシンプルに限界までヘッドホンのアームを伸ばして圧迫する力を弱めました。最後は、汚れが目立つという事です。写真を見たらわかりますが手の油などがつくと目立ちます。もしかしたら黒が悪いのかもしれませんが。ただ、中性洗剤か何かで落ちるらしいので困ったら調べてみてください。
いいヘッドホンを買う意味
このwh-1000m4はSONYストアで4万円+税です。いいヘッドホン界隈ではよくある値段です。しかし大半の方は「ヘッドホンとかは音がでて安ければ何でもいい」と思っていると思います。確かにそうです。実際僕も昔はそう思っていました。百均でもいいじゃんと。だからこそ言います。最低でも一週間くらい背伸びしていいヘッドホンやインイヤー型ヘッドホンを使ってみてください。確実に「ヘッドホンとかは音がでて安ければ何でもいい」なんて思っていたことを忘れるくらい感動します。多分嘘だ~と思われるかもしれませんが本当です。一度いいヘッドホンを使うと元々使っていた安価なヘッドホンなどが物足りなくなるはずです。そしてこれの本体価格は4万円もしますが、その後の音楽ライフが変わるはずです。もし、そこまで変わらなかったら一週間程度の使用なら割といい値げ買い取ってもらえると思うので。
で、結局買うべき??買っても大丈夫?
買っていいと思いますし、買うべきだとも思います。ただ、何に重点を置くかです。ノイズキャンセリングが強ければ強いほうがいいだったら、これではなくSONYのwf-1000xm4という商品のほうがおすすめです。ただ在宅ワークや自宅学習などであくまでも「ノイズ」を消したいのであればwh-1000xm4で十分です。他にも音質やカスタマイズ性重視なら数ある会社の中でもSONYのwh-1000xm4ですね。音質もいいし、Headphones Connectと言うSony純正のアプリを使えば好きな音が出せるようになる。買って終わりじゃない。買った後はただ音楽を聴いて終わりじゃない。それがこのヘッドホンです。ぜひ「遅れているから」や「高いから」「気になっていたけど勇気が出せなかった」という方は使ってみてください。
音楽ライフが変わります。
おつkina
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