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コスカメコがいきなり動画撮影を依頼されたら
ここ最近、ミラーレス一眼の動画性能アップ、TikTokなどのアプリによる動画層急増で普段写真しか撮らないカメラマンへの動画撮影依頼も増えています。
そこで普段写真しか撮らない方が、踊ってみた撮影をいきなり依頼された場合、とりあえず乗り切るためのポイントを記載してみます。
想定読者
・コスプレ撮影経験者
・カメラ操作に慣れておりマニュアル撮影が出来る方
想定環境
・撮影場所はダンススタジオなどの屋内環境
・カメラ位置は固定撮影
カメラ設定
シャッタースピード
1/50または1/100(西日本は1/60,1/120)
※フリッカー対策
焦点距離
広角ぎみ(20~40mm程度)
絞り
目安としてF8.0以上
フォーカス
マニュアルフォーカス 固定
シーン設定
動画用設定があればそれを使用
ない場合は標準設定より少し彩度とコントラストを落とす
ISO
シャッタースピードと絞りが限定されるので明度に合わせ適宜設定
解像度
FHD(1,920×1,080)以上
フレームレート
30fps
WB
撮影環境に応じ適宜設定(固定,AWB不可)
音声収録ゲイン
楽曲が音割れしない範囲で最大に設定
カメラ設置
三脚
一般的な写真用三脚で可
高さ設定
演者の脚の付け根~臍くらいの高さ
水平取り
梁、部屋の角の垂直を目安に正確に設定
ピッチずれに注意
ライティング
概ね大型あわせの集合撮影ライティングと同じ
なるべく高い位置から被写体全員に光が当たるように設置
その他
バッテリー
写真撮影時使用量の2-3倍を目安に用意
収録後に演者が映像を確認するため背面液晶はほぼ常に使用状態のまま
ストレージ
各メーカーのサイトで使用容量を確認し余裕をもって用意
スピーカー
カメラマイクの指向性が前側なので演者とカメラの間に設置
サムネイル用写真撮影
YouTubeサムネイル画像縦横比(1,280×720)、文字入れ用余白を考慮
2020/08/01
FHD解像度の数値記載ミスを修正
フレームレートを追記
WBに固定,AWB不可を追記
バッテリー、ストレージを追記