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似たもの同士はうまくいかない

私の交友関係は、そこまで広くありません。

基本インドアで、ひとり行動が好きなのです。

そして、どちらかというと内向的な性格でもあります。

そんな私でも「この人とは気が合うな」と思ったり、逆に「居心地が悪いな」と思ったりするのですが、その理由を考えてみたところ…

自分と思考や性格が似ている人とはうまくいかない!と気付きました。

似たもの同士は会話が弾まない

そう思った理由は、かれこれ20年以上前の出来事からです。

当時読んでいた雑誌で、「共通の趣味を語れる文通仲間」を募集しているページがありました。

そこで掲載されていた方と文通を始め、月に1~2回ほど手紙のやりとりをしていたのです。

お互い筆まめのため、3~4枚の便箋にびっしりと話したいことを書いていた記憶があります。

あるとき、お互いの趣味に関するイベントが開催されるのを知り、一緒に参加をする約束をしました。

当日、実際に会ってみたところ…

驚くくらい会話が弾まないのです!

手紙の中では、あんなに意気投合していたのに!

イベント中も「どうやって会話をしよう」と考えてしまい、結局肝心のイベントを楽しめなかった思い出が残っています。

その後も何度か文通をしていましたが、自然と手紙の回数が減っていき、自然消滅となりました。

内向的な人は文章好きが多い

20年以上経った今になって気付いたです。

文章を書くのが好きな人は、内向的な性格が多いのでは?

そして、頭の中で伝えたい言葉を組み立ててから話すのでは?と。

そのため、言葉を発するまでに時間がかかり、お互い無言の時間が過ぎていきます。

さらに「この言葉を発して良いか?」とまで考えてしまうのは、私だけでしょうか?

たとえば、私の場合、職場での会話で「休日は何をしているの?」という質問をするのさえ、考え込んでしまいます。

「プライベート過ぎるのでは?」とか「そもそも聞かれたくない!?」とか、余計な考えが頭の中を反芻しているのです。

相手も似たような思考の持ち主だった場合、一行に会話のキャッチボールができない事態に陥ります。

聞きたいこと、知りたいことはたくさんあるので、言葉を文章にすると思っていた以上に長文になるのも、文章好きな人の特徴かもしれません。

一般的に言う「人見知り」でしょうか?

職場は似たもの同士の集まりだった

今働いている職場は、内向的な人が集まっているので、居心地が悪いのだと思います。

普段の会話以前に、仕事の会話すらままならないのは、少し異常かもしれません。

人見知りを通り越して「威圧的・高圧的」な方も多いので、それは会社の問題でもありそうですね…。

退職を決意したときの記事はこちら。

その後の記事はこちら。

会話が弾む人の特徴

似たもの同士では会話が弾まないのですが、活発的によく話しかけてくれる方とは会話が弾む傾向にあります。

一方的に話されると頭が痛くなってしまいますが…

相手のペースに合わせて話をしてくれたり、以前話したことを覚えてくれていたりすると、こちらも嬉しくなり、会話が弾むんですよね。

あれ…?
これって、ホストやキャバクラにハマりがちな人の思考?

でも、ここが会話の原点で「相手を思いやる気持ち」なんだろうと思っています。

まとめ

結局、会話は「相手を思いやる気持ち」で成立するでは?と思いました。

内向的な人ほど「自分がどう見られているか」を気にし過ぎていて、目の前の相手を置いてけぼりにしてしまっているのでしょう。

必ずしもそうとは言えませんが、少しでも相手を意識して接したいものです。

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