振り返りの期間
先日、久しぶりに高校を訪問。お世話になった先生に会いに行った。
大学から目と鼻の先なのになぜか足が遠のいていた約5年。
でも久々に入る校舎はそのままで、当時とほとんど変わらない空間がそこにはあって、懐かしい先生が温かく迎えてくれた。
高校時代の話や近況報告など、久しぶりでも話は尽きず。。。
お世話になった先生が大学院時代に「人類学×棚田」で研究していたことはまさかの共通点で、不思議なご縁があることに驚きと嬉しさを感じた。
思い返せば5年前、2019年1月。
これもたまたまのご縁で、新年の抱負を全校集会で発表するという機会があった。当時人前で話すことは苦手で(それは今もさほど変わってないけれど…)、何を話せばいいのか分からず、友達や先生に何度も相談させてもらっていた。(その際は大変お世話になりました!)
その時に何を話したのか、ぼんやりとしか覚えていなくて、家の中を探していたら、当時のままの下書きが出てきた。
新年の抱負と言いながら、自分自身が感じていることが書かれているだけだったけど…(笑)
5年前の自分が大切だなって思っていたこと、伝えたいなって思っていたことが、今もそのまま自分の中にあって、あまり変わっていなかった。
長所は短所、短所は長所。十人十色。
捉え方次第でそれぞれの特別なところ、輝く部分は沢山見えてくる。
自分の軸を持って自分の道を進む仲間。そして人と違っていることをいいんだよって受け止めてくれる環境。それが当たり前の日常だった。
でも高校生の時に、そんな仲間と環境に囲まれながら過ごせた日々はとても貴重で、実体験から学んだことは大きいなって改めて感じる。
だから、色々な人と出会うこと、相手のストーリーを聞くこと、そして人と人とつながること、つなげることが好きなんだ、わくわくするんだって思い出して、自分自身の原点の一つに返ってきたようだった。
あっという間に、三鷹の森に住み着いていつのまにか8年。居心地良くて、もう根っこが伸び切ってしまうのではっていうくらい居座り続けてしまったなぁ(笑)。
あともう少しで学生としての関わりは終わってしまうけれど、これからも私の中の拠り所としてあり続けるんだろうなって思いながら。
残りわずかな時間もじっくり振り返りながら過ごしたいなと感じる日々だ。