きっかけの話

はじめまして!現在都内の大学に通い、環境、農業、食、文化などに興味を持って勉強しています。
私はこれまで農業には全然関わったことがありませんでした。育てたことがあるのは小学校の時のゴーヤとか朝顔とか…
そんな私がなぜ農業に興味を持つようになったのか、その根底には小さい頃から食への関心が強かったことがあるのではないかと感じています!

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(最近育てているラディッシュとルッコラ)

現代の日本に住む私たちの周りは食べ物で溢れています。スーパーに行けばいつでも綺麗な野菜や肉、魚が並び、その状態が当たり前。また、食べることは、1日3回毎日繰り返し行うことで、私たち人類が生きていく上で必要不可欠なものです。そんな身近なことなのにも関わらず、その食べ物がどのように作られ、私たちのものに運ばれてきているのか、その過程を全く知らないことに気付きました。農業などの第一次産業に携わる人はどんどん減っている、そんな状況でも私たちが食べ物を必要としない日はありません。生産者と消費者が分断され、食べ物を食べられることに何も感じず、その過程を知らない、こんな状況に疑問を持つようになり、農業や食に興味を持ちはじめました。

また、農業は人間の文化的活動と自然環境とが直接関わる場所でもあると思います。だから、例えば過剰に農薬や肥料を使えば、すぐに地下水や土壌が汚染されてしまう…農地を残していたとしても、そこで行われている農法が持続可能なものでなければ環境に負荷をかけるマイナス要素になってしまうのです。そのため自然な状態を生かした農業にも興味を持ち、もっと勉強してみたいと思っています。

さらにもう一つ、農業は地域内を結ぶ役割もあると思っています!食べることはどんな人でも関われること。子供からお年寄りまで誰でも気軽に関われるコミュニティの場として農業はぴったりなのではないかと感じ、それを生かしたまちづくりなどができたらなと考えています。

ここでは、大学の周辺の農家さんを巡り、お手伝いをしたり、直接お話を聞く中で感じたことを書き残して行けたらいいなと思っています。初回から長々と書いてしまいましたが、今回はこの辺で失礼します!

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