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携帯料金安くなった!!

最近の嬉しい出来事

 最近、嬉しい出来事があった。携帯料金が下がったのだ。なぜかというと2021年5月に、docomoの新料金プラン「ahamo」に転換したからである。「ahamo」とは、20GBで、月々の基本使用料2900円かつ5分間無料で通話できる新プランである。以前までの私の基本使用料は6680円であった。しかし、今回「ahamo」に切り替えたことで、3000円以上も料金を引き下げることができた。社会人1年目の私にとっては非常にありがたい。

携帯料金に変化

「携帯電話料金の国際比較」を示す下記のグラフ(2021年5月25日付 読売新聞)の通り、前年(2020年)3月時点では、日本は、月額8175円で国際的に見て非常に高い料金であった。しかし、2021年3月時点の携帯料金では、20GBのプランにおいて、東京は月額2973円となり、これは、ニューヨーク、ロンドン、パリなどの世界の主要6都市と比較すると、ロンドンに次いで2番目に低い水準となった。

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携帯料金はなぜ高かったのか

 そもそも、なぜ、こんなにも日本の携帯料金は高かったのか。2020年11月2日、衆院予算委員会において、武田総務大臣は、「モバイル市場において、公正な競争がなされていなかった。まさに大手3社による寡占状態が続いていたことが一つの原因である。」と述べた。つまり、健全な価格競争がなされない環境があったことが原因なのだ。

なぜ、今回安くなった?

 ではなぜ、今回携帯料金が安くなったのか。それは菅政権が目玉政策の一つに掲げたからだ。やはり、国のリーダーが何を発信するのか、どういう価値観を持っているのかによって、私たちの生活は大きく変化する。
菅総理は、官房長官時代から、携帯料金が高いことに着目し、2018年には「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」とコメントした。
 また、国会論戦における携帯料金引き下げに関する議論で切り取ってみると、2020年11月2日の衆院予算委員会で、公明党岡本三成衆議院議員の「携帯料金は高すぎる」との質問に対し、管総理は、「わかりやすくて納得のいく料金で提供できるような環境を作っております」との前向きな答弁をした。
 このように、国会の場で、携帯料金が高いという生活者目線の価値観が議論されたことで、政府を動かし、料金引き下げに繋がったと感じる。

まとめ

 携帯料金の引き下げは、多くの人々が恩恵を受ける国民の生活に寄り添った政策であり、私にとっても、画期的でありがたい出来事であった。今回改めて調べていく中で、携帯料金という身近なところに政治との関わりがあることに気づいた。政治はどこか遠い場所で行われているものではなく、私たちの生活と切っても切り離せないものであると感じた。
また、菅総理に質問をした公明党の岡本三成衆議院議員という人物の熱情に関心を持った。国会論議の場において、携帯の乗り換えが「めちゃくちゃめんどくさすぎる!!」との力のこもった発言から、生活者の声を代弁してくれた印象を持った。
少しずつではあるが、政治を自分ごとにとらえてみると案外学べることも多いことに気づいた。今回のnoteをきっかけとして、私生活と政治の関係について紐解いていきたい。 


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