AWS備忘録6~AmazonLinux2環境構築・Ruby~
前回に引き続き、EC2の環境の構築をしていきます。前回はRDSのインストール~接続確認でした。
関連パッケージのインストール
$ yum -y install gcc-c++ glibc-headers openssl-devel readline libyaml-devel readline-devel zlib zlib-devel libffi-devel libxml2 libxslt libxml2-devel libxslt-devel sqlite-devel
rbenvのインストール
rbenvインストールの前にgitをインストールします。
$ sudo yum install git -y
githubからrbenvをcloneします。
$ sudo git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git /opt/rbenv
vimで /etc/profile.d/rbenv.sh を開き、PATHを通すため以下を記述します。
export RBENV_ROOT="/opt/rbenv"
export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(rbenv init -)"
ruby-buildのインストール
同じくgithubからcloneしてインストールします。
$ sudo git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git /opt/rbenv/plugins/ruby-build
wheelグループへユーザーを追加する
wheelグループに追加することで、root権限が得られます。今回はec2-userを追加します。
$ sudo usermod -G wheel ec2-user
以下のコマンドでwheelグループに所属するユーザーを確認できます。
$ grep wheel /etc/group
ディレクトリの権限の変更
ec2-userをwheelグループに追加できたので、ディレクトリの権限を変更していきます。
$ sudo chown -R ec2-user:wheel /opt/rbenv
$ sudo chmod -R 775 /opt/rbenv
llコマンドでディレクトリの状態を確認できます。
$ ll /opt/
Rubyのインストール
先ほど書いたPATHのファイルを読み込みます。
$ source /etc/profile.d/rbenv.sh
rbenvでRubyをインストールします。今回は2.6.5をインストールします。
・インストール可能バージョンのリストの表示
$ rbenv install -l
$ rbenv install 2.6.5
rbenvの同期
$ rbenv rehash
インストールしたRubyをシステム全てに適用します。
$ rbenv global 2.6.5
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