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【マレーシア親子留学】後悔しているわけではないけれど、海外移住は向いてなかったのかもしれない

こんにちは、子どもと2人でマレーシアに親子留学中のさんかくです。

さて、気づけば8月中旬にマレーシアに来てから、早くも3か月たとうとしています。年末は一時帰国予定なので、もうすでに脳内と心は日本を少しずつ想いはじめている、という感じです。

今日はそんな3か月目の雑記です。特に役には立ちませんので、あしからず。


海外移住は向いてなかったんじゃないか問題

先日、マレーシアからの本帰国時期を決めたという話を書きましたが、入国から3が月が経とうとしている中で、改めて自分と向き合って思うことは「私に海外移住は向いてなかったんじゃなかろうか」ということです。

noteでは、親子留学、教育移住楽しんでます、という明るい記事を読むことが多いので、ちょっと後ろ向きな匂いのするこの話をするのは結構勇気が必要だったのですが、noteは自分に正直に書いてこそ、と思うので、後々の自分のためにも書いて残しておきたいです。

短期の親子留学との違い

今まで、約1か月の単位で海外に子ども連れで何度も滞在してきたし、マレーシアに来る前はセブに9週間親子留学もしていたのですが、今改めて、1年以上という単位とそれ以下は絶対的に差があると感じているのが私個人の感想です。

では、何がその差になっているかというと、あくまで私の場合ですが「いつでも元に戻れる」という安心感だったのかなと思います。日本に家族がいて、友達がいて、仕事があって、その上で数か月海外で生活ができるという所謂、美味しいとこどりをしていた状況が、今までの数週間の海外留学だったのかなと。

で、いざ、色々変化させてマレーシアに来てみると、当たり前だけど家族も遠くて孤独だし、新しい仕事も海外から働けるという条件最優先で探したので、興味が薄い業界+小さい企業ならではの働き方の柔軟性などの問題があって、思っていたのと違うなぁというのが正直なところです。分かっていたこととはいえ、実際に頭で考えていたのと、実際にやってみるのはかなりのギャップがあった、というのが、本当のところかなと。

そういう「思ったのと違う」が楽しめる方、「それはそれで仕方ないよね」と乗り越えられる方もたくさんいらっしゃる一方で、私は残念ながらタイプが違うんだな、と、ここマレーシアで発見してしまった、という感じでしょうか。面白いのが、今まで自分を結構そういう変化に強い、と思い込んでいたところ。なるようになるさ、で生きてきたと思ってたんですが、意外に自分の思うように生きたいと思って、今まで思うように生きてこれちゃってたんだな、と振り返ったりしています。

子どもにとってのマレーシア移住

一方で、子どもに目を向けてみると、特に学校に行くのを嫌がることもなく、マレーシアの学校を楽しんでいるようだし、英語がそんなにできなくても学校やクラスメイトになじんでいるみたい。昨日も「マレーシアに来てよかったのは~~~~」と話していたので、子どものことを考えると、来てよかったな、とは思えます。

だから、マレーシアに来たことを後悔している、という訳ではないのですが、わが家の場合、子どものための教育移住というよりは、元々親の私が行きたくて実現させた教育移住なので、「子どものために割り切ってマレーシアにいよう」というのは、またちょっと違うというのも、正直な気持ちです。

自己認識がまちがっていた気がする

私の中で「思ったのと違う」のは、これまでも色々noteに書いてきましたが、仕事のことが大きい気がします。以前にノム子さんの記事で、カナダに移住してきた方が、カナダを離れる大きな理由の一つに、自国と同じようなキャリアが築けないから、諦めて自国に帰る方が多い、というのを読んだのですが、今痛いほど「分かる!」と共感します。
私にそんなプライドなんてないと思ってたんですけどね、意外に自分にもあったね。自己認識の差よ。。。

仕事があるのは、ありがたい

誤解のないように言っておくと、マレーシアでの生活は快適。楽しい。子どもの成長をこんなに近くで見れるのも、あと数年かなとも思うし。毎日、良くも悪くも、色々ハッピーなことも、トラブルも起こって忙しいし。
なにせ円安ですし、毎日生活する上での糧は必要で、そういう意味では仕事ができる、お金が稼げる、職務経歴書に空欄を作らない、それだけでもありがたいという気持ちもあります。
でもこのnoteでつらつらと書いてきた気持ちがクリアになくなるわけではなく。かといって「こうしたら解決するよ!」っていうお手軽な解決方法はない問題なのも分かっているので、終わりも決めたこの親子留学の毎日をどんな風に過ごすと我々親子にとって一番いいのかなというのを考えつつ、自分の気持ちに向き合っていきたいなと思います。
すべては、やってみたからこそ分かったこと、かなと。

それではまた!


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