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【マレーシア親子留学】教育移住先がマレーシアでよかったと思う理由
こんにちは、子どもと2人でマレーシアに親子留学中のさんかくです。
noteを書き始めてから、マレーシアをはじめとした各国に親子で教育移住されている方の記事を読むことも多くなりました。
どの国でも良いところ、思ったのとは違うところはあると思うのですが、私個人としては「我が家は移住先をマレーシアにしてよかった」と思っています。今日はその理由を書いてみます。
日本との時差が1時間である
一番最初がダイバーシティとか、住みやすさとかじゃないんかい!という気もするんですが、日本の仕事をオンラインでしている身としては、時差1時間というのはすごく大きなメリットです。
子どもの朝起きて、学校行って、帰ってくるという毎日のリズムに、1時間の時差ならそこまで大きな支障なく、合わせられます。また、学校で何か用事があったり、銀行に行きたい、なども、昼休み時間を利用して日中に済ませることができるのは大きいです。
今の勤務先にフランスから働いている方、カナダから働いている方がいるんですが、時差がかなり大きいので、やっぱり大変そうだなと感じます。
日本からのフライトが7時間程度である
これは年末年始の一時帰国で感じました。
我が家は、年2回(夏休みと冬休み)の帰国のみなのですが、フライトが7時間だと土日に移動して、平日は通常通り業務できる、というのはメリットかなと思います。
父親側が頻繁にマレーシアに来る形で、母子留学されている家族もいらっしゃるので、そうなるとより日本から近いというのはメリットだと思います。
あとは、やっぱり日本から近いと、「次の休みに遊びに行こうかな」と家族や友だちにも来てもらいやすくて、その点もいいなと感じてます。
基本的に夏である
寒い方が好きか、暑い方が耐えられるか、というのは個人によると思うのですが、私自身は、寒いよりも暑い方が好きです。まだ半年なので何とも言えないのですが、暑いと言ってもマレーシアは過ごしやすい暑さだなと感じてます。
また暑いせいか、適当なものを着て、適当に過ごしているので、私にとってはファッションに関しての適当さが心地いいのと、服飾費がかからないです。
円安・教育費が高騰中とはいえ、まだ払える金額である
円安ですし、マレーシアも物価高騰、特にインターナショナルスクールの学費の値上がり率も高いです。現に、わが家は2023年の学費で年間100万円ぐらいの学校を選びましたが、2024年は学費が値上がりして年間だと約120万円ぐらいになってます。2025年分は値上がりしないように祈ってます。
ただ、日本でインターナショナルスクールに行かせようと思うと、年間費用はもっとかかるはずなので、まだ一般家庭でも払える金額かなと思います。
特に、2~3年という期間限定であれば、日本(父親)とマレーシア(母子)の二拠点生活でコスト高とはいえ、やりくりできる金額という印象です。
この点、学費もそうですが、住居費なども含めて考えると、アメリカ・カナダ・イギリス、あとはオーストラリアもかな?は、円安の影響が大きすぎて、我が家には無理だったろうと思います。
ビザの難易度
ビザの難易度については、資金力と、どこを目指すか(永住権を目指すのか)、あとは何年いる予定なのかによって大きく違うと思うのですが、わが家の場合は1~2年の短期留学・短期移住希望だったため、そんなにハードルが高いという感じではありませんでした。
これは、ビザのフォローをちゃんとしてくれるエージェントさんにお願いしていたからかな、という気もします。
ただ、以前からいらっしゃる方のお話を聞いても、我々が移住してきてからの動きを見ても、マレーシアのビザの難易度は、徐々に難しくなっているというのは確かだな、と感じるので、2024年の夏に移住できたのはタイミング的には良かったかなと思っています。
アジアの国である
アジア圏である、そして第二言語として英語を話す人が多い国である、ということは、外見による差別が少ない、そして英語のミスにとらわれすぎなくていい、というメリットがあると思います。
我が子が通っているインターナショナルスクールは、インターだけどアジア系のお子さんが多い学校です。マレーシアには、そういうインターが多いと思います。先生はネイティブの方ばかりだけど、大部分の生徒は英語が母国語ではなく、第二言語として英語を使っている感じです。
発音などの英語習得の側面から、そこがデメリットと感じる方もいるとは思います。ただ、うちの子は完璧主義者なところがあって、まちがっていることを指摘されすぎると、やる気なくして英語を発さなくなるので、そういう子どもの性格を考えると、まわりは英語が完璧で、自分だけしゃべれないという環境じゃないマレーシアで良かったかなと思います。
イスラム圏でありながら、中国、インドの文化にも触れられる
前職の時がそうだったのですが、今エンジニアといえばインドや中華圏出身者が多かったり、プロジェクトチームに必ず一人はイスラム圏の人がいるという状況でした。
キリスト教(子どもの学校がイギリス系)、イスラム教、そしてインド、中国という人口的マジョリティを成す文化に近いところに身を置いて、感じられる、それがマレーシアという国の特徴かなと。
ダイバーシティなんて、大層な言葉じゃなくて、単に彼らの文化を「見たことがある、知っている」というのは、子どもにとって大きなメリットなんじゃないかと感じています。人って、自分の目で見たことがあるものってやっぱり、机上で学んだだけのことよりも強く印象に残るのでは、と考えています。
まとめ
年末年始に日本に一時帰国して、あらためてマレーシアの良さに気づくことが多い今日この頃です。(日本の冬は寒かった…)他にも色々あるけど、マレーシアならでは、という点をあげてみました。
高校、そして大学も海外を目指した教育移住や、家族全員でマレーシアに移住されているご家族と、私のようにあと1年で帰国予定という場合では、見える世界も全然違うんだろうなと思います。なので、あくまで我が家比です。
何かの参考になれば幸いです。
それではまた!