
【マレーシア親子留学】楽しかった、と言っておわりたい
こんにちは、子どもと2人でマレーシアに親子留学中のさんかくです。
今日はあんまりマレーシア留学関係なく、とりとめのなさそうな話です。
マレーシアでよく聞くことの一つに、シッターさん、お手伝いさんを雇っているというのがあります。フィリピンの方だったり、インドネシアの方だったり国籍は色々です。また住み込み、週一回掃除だけ、などどのくらいお願いするかも、本当にご家族によって違います。
たまに、途中で失踪した、みたいなことも笑い話的に聞いたりもします。
我が家は子どもも1人なのと、ある程度もう自分のことはできる年齢なので、マレーシアでシッターさん、お手伝いさんをお願いする予定はないのですが、日本にいた時に2週に1回、シルバー人材センターの方に、水回りのお掃除をお願いしてました。
で、このシルバー人材センターの方に、わたし、忘れられない方がいるんです。
合計で3-4年はお願いしていたので、何人か担当の方も変わったりしたのですが、最後にお願いしていた81歳のAさんがすごく感じのいい方でした。
81歳なので、もう働かなくてももちろんいいのだけど、お金じゃなくて、人の役に立ちたいって気持ちで働いてるんだろうなということが、言動の上品さから滲み出る感じ。たぶんおうちも裕福なんだろうな、ということも、たまに話す世間話からわかる方でした。
正直、掃除のスキルとしては普通の主婦の方という感じで、特段プロみたいに綺麗にしてくれる方ではなかったのだけど、我が家には必要十分。きっちり仕事して、颯爽と帰っていく姿は全然81歳には見えなかったです。
たまに子どもにお土産を持ってきてくれて、「これ時給より高いんじゃ、、、」と思ったりしてました。
で、マレーシアに来るにあたって契約終了となったのですが、この方が最後の日に「私、このお家大好きだったわ、楽しかったわ!」と言ってくださったんですね。
そう言えるって、素敵じゃないですか?
うまく言えないのですが、その一言に、私もそう言って人生終わりたいなぁ、と歳をとってからの理想を見た気がしたんですね。
契約時間の間掃除だけして、さくっと帰る、そんな働き方もできたはずだし、実際そういう方もいたのだけど、Aさんはコミニュケーションを大事にしてくださって、私もすごくお話するのが楽しかった。歳をとっても、こういう風に若い世代と(私はどうもお孫さんより10歳くらい上の年代らしく、最近ひ孫が生まれたとのことでした)関われるんだなと。
ロールモデルとはちょっと違うけど、歳をとるって悪くないなぁと思える人と出会えるのはありがたいことですね。
それではまた!