#0 :岡本万太(おかもとまんた)
Twitterでも書いたように岡本万太は
小学生のとき、クラス一人か二人かいた同じことを2回言ってしまう子。
「知らないよ!、、(知らないよ)+鼻息」
そんな子いませんでした?
あの子が大人になって、大事件に巻き込まれてしまう。そんな話
彼にとって世界は一般的な人とは全然変わった風に見えているから、彼の世界認識と一般の世界の認識はズレてる。
特に悪気はないけど彼が彼でいるだけで問題は起きてしまう。
悪いことをしたのではない、誰かを傷つけようとしたこともない。
でも、事実として色々起きてしまう。
彼が彼でいるだけでその生きづらさは永遠と続いてしまう。
なんとなくそんな感じに共感がある人にはおすすめの映画です。
不安から理性は始まる。不確かな世界をなんとか理解しようとする。
生きづらさは彼に理性の最強能力である算数を使用させ、世界を理解しようとさせる。
でも神は彼を馬鹿にしている。運命だとして受け入れろと。
算数で計算できるものなんて大したことはないと。
カメラは地球外生命体を観察するように、彼の日常をのぞいている。
誰もがすれ違い、それぞれの運命を生きる。
たったそのうちの一人。
「岡本万太」はたった岡本万太という人間を覗いたもの。
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