噂の確定申告
確定申告は
スマホでピッと
人生で初めての確定申告をした。
ずっとサラリーマン人生だろうと思っていたから、こんな日が来るとは予想だにしていなかった。解雇されてから、いつかやらないといけないんだなとホワっと考えていたけれど、とうとうその時期が近づいてきた。
フリーランスの方々からは、とにかく大変で面倒くさいという噂だけは聞いていた。不安すぎて申請方法について必死に調べる。分かったような分からないような、ホワホワしたまま。源泉徴収票などの書類だけはちゃんと保管してはいるから大丈夫なはず、と言いきかせる。
昨日、たまたまマイナポータルと連携しておくと、いくつかの項目を自動入力してくれるというのを知り、iPadとスマホを駆使しながらやってみた。多分うまくいったんだろうなと思いつつ、半信半疑なまま登録を終えた。
確定申告は2/16以降だから、決戦の日は数日後に迫っているなと覚悟を決める。もう少しイメージを固めてから臨もうと、さらにいろいろ調べていたらe-taxでの申請はすでにできると知った。
自宅で申請ができて書類の提出が不要なものもあり、便利だといろんな人に教えてもらっていた。そのため、もともとe-taxでやろうと決めていたから、これはもうやるしかないとビビりながら意を決してチャレンジ。
昨日と同様に、iPadとスマホを用意して確定申告の入力開始。マイナンバーカードを読み取りパスワードを入れて、なんとか入力画面にたどり着く。ここからが本当の戦いだ。各項目と必要書類とにらめっこしながら数字を入れていく。入力画面はシンプルで分かりやすく、あまり迷わずにできた。驚いたのは、源泉徴収票を写真で撮ると自動的に数字が反映されているというもの。あまりキレイに撮れなかったのに、1桁も間違わずに入力されていた。技術の進化、恐るべし。
事前にマイナポータルと連携した分は、何もせずとも入力が完了されていた。本当に大丈夫なんだろうかと疑ってしまって申し訳ない。
一通りの必要事項が埋め終わり、最後に還付金額が表示される。世間的には、とてつもなく少ないだろうが、自分の手で獲得できたと思うと達成感がすごくあった。まあ払っていた分が戻ってくるだけだから、獲得した訳ではないんだけれど。でも、いままでは会社任せ人任せだったものを自身でやったというのが大きい。お金の流れや大事さを感じられた。時間はものすごくかかったけど、いい経験になった。無事に申請ができていますように。
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