この一枚はタダではない
チラシ1枚を作るために
見えない裏側がある
印刷料金の見積もりについての授業があった。
たった1枚のチラシ作るためにこんなに手が掛かっているのかと。お金の動きを見たことで、タダの紙ではないなと改めて思わされた。
まずはどんな用紙を使うのか。紙を仕入れるためにどんなサイズの紙を注文するのか。加工料は。運送料は。これ以外にもまだまだある。
何気なくチラシやパンフレットをもらっているけど、その裏側では人やお金、機械など様々な要素が組み合わさって1枚の紙を作り上げている。誰かの手が関わらない限り、ニョキニョキ自然と生えてくることなんてない。当たり前のことだけど、つい忘れてしまう。
zineを作る際に業者さんに頼んだことがあった。こちらはデザインのデータを送るだけだけど、受け取ってからは見えていないような動きをたくさんしてくれて、完成させてくれている。タダで作ってもらっている訳ではない。だからといって、できて当たり前と考えてしまうのはなんだか違うなと思ってしまった。
今後もまた印刷の業者さんに注文することがあるかもしれない。その時は、出来るだけお仕事がスムーズにしてもらえるように、データの不備がないよう気をつけて送ろう。