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短くない方の

そっちじゃなくて

じゃない方のやつ


傘を思い浮かべてと言われれば、長いタイプの傘を頭のなかに描くと思う。絵柄が可愛いものや真っ黒の渋いもの、ビニールタイプなど絵柄は様々でもきっと長いやつ。

そんな中でふと思ったのは、折りたためる傘は「折りたたみ傘」という名称があるけれど、長い傘はなんて呼んでいるっけと。例えば「そこにある傘とって」と言われて折りたたみ傘を手にしたとする。その横にある別の傘を指していたのならば「違う違う。折りたたみじゃなくて長い方のやつ」と言うのではないだろうか。

長い傘の方が昔からあるはずなのに、じゃない方になってはいないだろうか。名称があるのかどうかインターネットで調べてみた。

なが‐がさ【長傘】
雨傘として使われる、一般的な形状の洋傘。折り畳み傘に対していう。中棒は伸縮せず、一定の長さのまま持ち運んだり、使用したりする。→傘

goo辞書

「ながかさ」というらしい。まんまじゃんと思わず突っ込んでしまったけど、折りたたみ傘だってそのままなんだから当然といえば当然の名称である。長傘と呼んでいる人に出会ったことはないが、長い傘と読んでいるのはそこまで間違っていないような気はする。

調べてみたもののきっとこれからも長傘と呼ばないだろうから、長い傘や折りたたみじゃない方の傘と呼び続けそうだ。

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