『芸人交換日記』
TOKYO FMホール
『芸人交換日記』
『芸人交換日記』最終日の昼公演を見にTOKYO FMホールへ。
鈴木おさむさんの放送作家として最後の公演、アンジェリーナ1/3さんの初舞台、小森隼さんと陣さんコンビの漫才。
いろんな要素が詰まった舞台が見れることをずっとずっと楽しみにしていた。
アンジェリーナ1/3さんが初舞台に立つとラジオで知り、見に行きたいなと思っていたときにはすでにチケットは完売していた。それから少し経ってから、なぜかたまたまチケットサイトを開いたら偶然にも2/25の昼公演のみ販売していた。なんでなのかは全く分からないけど、これはもう運が良かったとしか言えない。
開演時間ちょうどくらいに着くと、ロビーにはすでにたくさんの人が溢れていた。グッズを買う方、すでにアクスタを買って記念撮影する方など。
お客さんは女性がとても多くてGENERATIONSの小森隼さんTHE RAMPAGEの陣のファンの方が多いように見えた。
ロビーのお花はTOKYO FMだけだなくTBS RADIOや文化放送、BAY FM78とキャストさんがパーソナリティをされている様々なラジオ番組から届いていた。
TOKYO FM 主催だからか、本番前に『スカイロケットカンパニー』が流れている。
会場だけの特別なラジオが聞けるなんてと思っていたら、そのまま本番に入っていき本番の中でもラジオが生かされていて粋すぎた。
観劇した後はもう胸がいっぱい。
イエローハーツという漫才コンビをの生き様を見させていただいて、後半ずっと涙が止まらなかった。声を上げないで泣くために堪えるのが大変なくらい。
小森隼さん、陣さんの流れるような掛け合い、アンジェリーナ1/3さんの二役の演じ分けなど全てが素晴らしかった。
交換日記を通してのお2人の会話は、それぞれの独白でありながら相手に届けていた。あのセリフ量とテンポで2時間30分。最後の漫才で噛んだ時にすぐアドリブで笑いに変えられる2人の息のあったやり取りにも、本当に数十年やってきたのではと圧倒されてしまった。
アンジーさんが娘の黄染さんとして手紙を読むシーンでは、言葉が一瞬詰まり涙を堪えていた時に、お父様と重ねてらっしゃるように見えて胸がギュッとなった。でもすぐに切り替えていらっしゃり女優魂を感じた。初舞台なのにすごかった。
ラジオ内で黄色いノートがボロボロになっていくと言っていたのは、ああこういうことかとすぐに分かった。3人の熱量が詰め込まれた舞台を見れて本当に良かった。
夢を追う人に他人がとやかく言ってはいけないなと強く思った。
その夢はその人のもので、それを生きるのはその人なんだと。追いかけ続けるのも諦めるのも、選ぶのは本人じゃないと。
素敵な作品に出会えて良かった。ありがとうございました。
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