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フェアとフェア
わかさ生活と
学研アプリの
セミナーへ
東京ビッグサイトで行われた「イーコマースフェア 東京 2023」と「マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2023」に行ってきた。
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事前予約はせずに当日参加で聞いたセミナー2つがとても良かった。
その場でつぶやきはしなかったけどTwitterにメモしたので、せっかくだからログとして残しておく。書き直すことはせず、メモしたままを載せるのでおかしなところがあるかもしれない。
※SNSでセミナー内容を書いていいというのは、会場のスタッフさんに確認済み
人気の秘訣は「巻き込み力」と「親しみやすさ」
抜群の好感度を武器に60,000人のフォロワーの心を掴む、わかさ生活流Twitter運用術
【日々の運用の工夫ポイント】
・1日10ツイートを目安に投稿
・雑談8割、会社情報2割を意識してCM感覚で宣伝をしてファンを増やしている
・トレンドワードに乗っかることを意識
・最高は975万インプレッション
【オンタイム投稿ができない企業は?】
・1年後を意識
今年のびたワードなどをメモしておいて、来年の同じ時期に投稿してバズを狙う
・トレンドを先取り
トレンドワードになりそうなものを予測して、早めに投稿しておく
【1日10件投稿するコツは?】
・日々、投稿する内容が思いついたらメモしておく
・写真も今後、投稿する用にストックしておく
・お昼、夕方は見る人が多いので、投稿することがない時は、過去のびた内容をもう一度ツイートする
【投稿内容のチェックなどはある?】
・だんだんとなくなって来た。そのため、炎上しないか逆に不安になることがある
・悩んだ時は、第三者に見てもらい相談する
・政治、宗教、差別、セクシャルについての投稿は、影響が出やすいので避けるようにする
【Twitter上で意識している3つのポイント】
・トレンドワードを使って、フォローしてない人にも伝わるようにする
・リツイートしたくなるようなツイートを意識し、フォロワー以外にも届くようにする
・エゴサーチに力を入れて、すぐにいいねをしにいく
【コメントに対するリプはどうしてる?】
・エゴサーチは1日50回
・エゴサーチワードは7個ある
・コメントに対しては基本的に1返信
・あまり何度もやり取りしていると、新規の人が入りにくくなるから
【Twitterからの売り上げ貢献は?】
・正確なデータは取れていない
・定というよりも、定期購入もあるから、データを取りにいっていない
・Twitter上で、購入したなどのツイートがあったら、リツイートするようにはしている
・馬グッズは売り上げにカウントしている
【運用上のKPIは?】
・フォロワー数は気にしていない
・売り上げも気にしていない
・月間のインプレッション数は気にしている(ブランド力を上げる、好感力につながるから)
だいたい800〜900万だったが、最近は、1400万を超えることも増えてきた
【トレンド入りについて】
・ブルーベリーの日 特別キャンペーン(8月8日)
・そもそもどれくらいでトレンドに入れるのかを確認
・トレンド入りは瞬間風速的なところがあるので、事前告知は12時に一斉ツイートするようにした。フォロワーには予約投稿の方法を告知
【トレンド入りについて】
・企業さんたちのツイートも多かったのは、常に横のつながりも大事にしているから、ツイートしてもらえるように呼びかけをした
・結果、トレンド2位に入った
(1位は世界猫の日など、記念日が多い中で大健闘したのではないか)
【キャンペーン投稿の結果分析】
・ブルーベリーの日に関する投稿は98,000件
・のべ配信数は3621万8662。
広告効果としては、1インプレッションを0.5円で考えると、約1800万円相当の広告費換算になるのでは。
学研図鑑アプリ「ナニコレンズ」
~ビジネス変革とデータドリブンの仕組み~
学研ホールディングス 取締役CMO/地球の歩き方 取締役 福田晃仁さん
【ナニコレンズ 学研の図鑑アプリ】
・生物の写真を撮るとAIが判断して名前を教えてくれる
・見つけたものをコレクションすくことができる
【図鑑市場のいま】
・学研は前年比130%増
・ここ5年で増加傾向
・KADOKAWAが新規参入。ゲーム要素を取り入れる
・図鑑のシェアは小学館NEOが65.7%
・上位3位からはずれると本屋で平置きしてもらえない→負のスパイラルへ
【売上をどうのばすか?】
・目的:図鑑を売る→図鑑の価値を伝える
・ユーザーから見た価値を整理。書店にいく前と後も視野に入れると、価値を伝える先は広大。
・提供価値を、シチュエーションとインサイトに分解
・シチュエーションは子どもと大人で整理
【顧客インサイトの分類】
・ピッタリはまるインサイトを発見
・インサイトから出て来たらコミュニケーションプラン
・アプリ→自宅の図鑑で調べる
・ターゲットはアクティブファミリー(キャンプなど野外に行く人たち)
・体験の市場規模を調べ、ここで活用できるものを開発
【ユーザーの流れ】
・書店以外の外から取り込んでいく
・図鑑から生まれたアプリ
・3カテゴリで1位
・総合11位になったことも
【データ・ドリブン】
・マーケティングアクション→統合データ基盤→顧客分析→
両セミナーとも取りこぼしはたくさんあるけど、それでも考え方について生の声を聞くことができてとても勉強になった。