相手がいるから意味がある
「もっとこうしたら良くなるのになぁ」
わかりにくい資料や案内文を見るといつも思ってしまいます。
先日、長女の習い事で発表会の案内文が配布されたのですが・・・
少し工夫すればもっとわかりやすくなるのに!と思う部分がたくさんありました。
わかりにくく感じてしまった最大の原因は、
情報がきちんと分類されていないことです。
日にちや時間、場所などの基本的な情報はともかくとして、
待ち合わせに関すること、
服装に関すること、
持ち物に関すること、
観覧時の注意に関すること・・・
案内文には、それらが入り混じって書かれていました。
例えば、服装に関する説明文の中に、持ち物の補足が書いてあったり、
待ち合わせに関する注意事項があちこちに散らばっていたり・・・
これらをまとめるだけでも、ぐーんとわかりやすい資料になりますよね。
わたしは、整理収納アドバイザーというお片付けの資格を持っているのですが、お片付けの手順と情報を整理する手順の本質は同じだと思っています。
全部出して、分類して、優先順位をつけて、
最後に収納していく。
目に見えるモノも目に見えない情報も同じです(^^)
わかりにくい資料は、理解するのに時間がかかるうえに、
相手の心理的な負担になります。
そしてその結果、
行動するのにも時間がかかってしまうといった悪循環に陥ってしまう…
たとえ行動できたとしても、こちらが意図したとおりに伝わらないこともあるでしょう。
結局やり直しになったり、問い合わせに時間を取られてしまうかもしれません。
その時間や労力・・・もっと有意義な使い方ができたらいいですよね。
出す、分ける、しまう
これは他の多くのことに通用する大切な本質だと思っています。
どうしたら相手に負担をかけずに
わかりやすく伝えられるか。
文字もデザインも受け取る相手があって
はじめて意味をなすもの。
いつでも相手の立場に立って製作できるよう、
基本を忘れずに、日々精進していきます!