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死ぬときに後悔しない生きかた

行ってらっしゃい。気をつけて!
おかえり。おつかれさま!

毎日、子どもに言えるママになりたい。
そう言える働き方をしたい。

上の子が小学生になって、
強く思うようになった。

わたしが小学生だった頃、
両親は共働きだった。
学校から学童まで歩いて20分以上。

暑い日も、寒い日もまいにち通った。
荷物が多い日も、たとえ疲れている日も。

4年生になって学童に行けなくなると、
家の鍵を持つようになった。
ランドセルにくくりつけられた家の鍵。

大人になったみたいで誇らしかったことを覚えてる。
でも、冷たくて無機質な鍵を握る自分は
少しの不安も感じていたと思う。

学校が終わると一人で帰ってきて、
一人でおやつを食べた。

友達の家に遊びに行く日もあったし、
公園ではしゃいだりもした。

寂しい思い出じゃない。
寂しい思い出のはずはないと思って生きてきた。

家に親がいないのは当たり前だと思ってた。

でも30代も半ばになって急に身体が叫んだ。
ほんとうは"寂しかった"んだと。

寂しかった。
本当は寂しかった。
それを言えないまま大きくなった。

ずっと、フタをしたまま生きてきた。

子どもには同じ思いをさせたくない。
そばにいて欲しいと思った時に、
いつでもそばに居てあげられる働き方を選びたい。

両親は、必死に働いて三姉弟を育ててくれた。
あの頃は働き方を選べなかったのかもしれない。

でもわたしは働き方を選べる。
変わるチャンスがまだある。

だからわたしはキャリアチェンジを決めた。
理想の未来を自分で切り拓く!

ママとしても、女性としても、
死ぬ時に後悔しない生きかた。

明日死んだとしても後悔しない生きかた。
1日1日、
1分1秒を大切に生きる!

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