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知らないママからの救いの手。こんなママに私もなりたい!

こんにちは、きなこです。
現在第二子妊娠中のワーママです。

先日、もうすぐ3歳になる上の子を保育園に迎えに行った帰りのことです。

歩きたくない!抱っこがいい!!!
抱っこして!!!!!

と駄々をこね始める娘。

抱っこしてあげたい気持ちもあるのですが、仕事と保育園の荷物で両手は塞がっているし、妊娠中でお腹の張りも気になり、どうしようかと悩んでいました。

そんな私をみて、余計に娘は不機嫌モード。

その場にしゃがみ込んで歩くことを完全に拒否する姿勢に。

「お家すぐそこだよ?あとちょっと!がんばろ!」
「じゃあ、競争する?待て待てーって!」
「お家帰ったら、一緒に夜ご飯作ろう!」

色々声かけするも効果なし。
まさに、動かざること石の如し…。

気合いで抱っこするか?
でもお腹結構張ってるし…
と途方に暮れていると、たまたま娘と同じくらいの男の子の手を引きながら歩く知らないママさんが通りかかりました。

「すみません…こんにちは。」
と私が軽く挨拶をすると、向こうも
「こんにちは」
と挨拶を返してくれ、そのまま通り過ぎ…

数メートルほど先に進んだところで、
「あっ!見て見て!何かいるよ!」
と、歩道の脇の植木を指差して、私たちまで聞こえるくらいの声で言っていました。

「えーなになに?」
と男の子が食いつき、その様子をチラリと気にする我が子。

そんな我が子の様子を見ながら、
「おいでおいで!なんかいるよ!」
と、声掛けしながら手招きしてくれました。

それを聞いて、石像だった娘もスッと立ち上がり、スタスタその親子の元へ。

そこには小さな虫がいました。

「これ何ていう虫かなぁ?」
「あっちの方にもいるかな?」
と、どんどん娘の興味を惹いてくれるママさん。

「あ!ダンゴムシだ!」
と、お気に入りのダンゴムシを見つけて嬉しそうな我が子。

「◯◯ちゃんね、ダンゴムシ触れるんだよ〜」
と、私にも笑顔で話してくれました。


少し前まで、どうしようか途方に暮れていましたが、ママさんのおかげで心がジーンっと温まりました。

私もいつか、困っている誰か他のママさんを、こんな風にさっと助けられるようになりたいな。
そう思った1日でした。

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