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ポケカ小説「イラストストーリー」について

まえがき

「POKÉMON CARD GAME Illust Story」とは〜

ポケモンカードゲームの25周年からはじまった企画で「ポケモンカードのイラストから生まれたさまざまなストーリー」と題してたくさんの小説が書き下ろされてきました。

主に小森さじさん、皐月彩さんの2人の作家さんにより執筆され「特別編」としてじんさん、タカハシヨウさん、悠木碧さんの3人の作家さんが参加しています。

ソード&シールドの後期に計52本ものストーリーが掲載されました。

そんなイラストストーリーについてまとめていきます。




作家さんの作品一覧


小森さじ

〜担当作品〜
『博士の研究』
『ウワサのみ』
『ビードルは毒づきがち』
『れんげきのとっくん』
『ようこそバトルカフェへ』
『202ばんどうろの午後』
『タマタマ会議』
『進化』
『ミノのかち』
『或る機械仕掛けのポケモンの世界』
『或るむしポケモンの美学』
『星狩る者』
『フタチマル、腰掛ける。』
『ミュウツーとの邂逅』
『たいせつなきんのズリのみ』
『エイパムVS新人トレーナー』
『ミミッキュとはじめての友だち』
『街で噂のロコンちゃん』
『失われた夜のこと』
『一緒に泳ぎたい』
『真夜中のイワンコ探検隊』
『あの子の叫び声が聞きたい』




皐月彩

〜担当作品〜
『虹のふもと』
『こまった居候』
『約束の場所』
『ふたりだけのステップ』
『さずけられしもの』
『氷結ぶ夜』
『風の向こう側』
『てきぱきチラーミィ』
『旅立ちの日』
『ミツハニーは働きもの』
『森の灯り』
『モクローのいる森』
『雨あがりのパレード』
『旅人とカラナクシたち』
『調査隊記録―ガーディの章―』
『調査隊記録―ゾロアの章―』
『姿かたちが変わっても』
『大量!“フレーフレー”コイキング!』
『集え!ハピナスの砦』
『森の落とし物?』
『真夜中のバイキング』
『めぐり合う場所』
『水底の白昼夢』
『満月の夜に』
『アーケンの舞う花畑』
『モンジャラのとっておき』
『じょうねつのしずく』




じん

〜担当作品〜
『グレイシア』




タカハシヨウ

〜担当作品〜
『宇宙は僕を一人にしない』




悠木碧

〜担当作品〜
『ゼラオラという星』




ポケセン配布物について

ポケモンセンターで配布された「POKÉMON CARD GAME Illust Story」
全部貰えましたか?

私はポケセンによく通うわけではないので全部は貰えませんでした。

手に入れたカードを差し込める仕様


ハイクラスパック「VMAX クライマックス」発売の頃から配布がはじまり、中秋の名月にちなんだ「おつきみピッピ」のキャンペーンまで配布されていたと記憶しているのですが、配布タイトル含め間違えや漏れがあったらどうか教えてください。



〜冊子のデザインについて〜

【配布時期:前期のデザイン】
裏表紙は無地のものとモモンのみ、ヒメリのみが印刷さたものがある
【配布時期:後期のデザイン】
黄土色の枠が装飾される
裏表紙にはズリのみとポケモンカードが印刷されたものがある



〜配布タイトル一覧〜

約束の場所
ハイクラスパック「VMAX クライマックス」
061/184 ラルトス
※裏表紙無地

202ばんどうろの午後
拡張パック「スターバース」
081/100 ビッパ
※裏表紙モモンのみ

或る機械仕掛けのポケモンの世界
拡張パック「スペースジャグラー」
050/067 マギアナ
※裏表紙ヒメリのみ

或るむしポケモンの美学
拡張パック「タイムゲイザー」
039/067 イトマル
※裏表紙ヒメリのみ

モクローのいる森
拡張パック「スペースジャグラー」
006/067 モクロー
※裏表紙ヒメリのみ

ミュウツーとの邂逅
強化拡張パック「Pokémon GO」
074/071 ミュウツーV
※裏表紙ズリのみ

大漁!“フレーフレー”コイキング!
強化拡張パック「Pokémon GO」
021/071 コイキング
※裏表紙ズリのみ

集え!ハピナスの砦!
強化拡張パック「Pokémon GO」
052/071 ハピナス
※裏表紙ズリのみ

満月の夜に
強化拡張パック「ダークファンタズマ」
019/071 ピッピ
※裏表紙ポケモンカード




そのたの事項

ソード&シールド後期のカードを中心に物語が綴られているが、それ以前に収録されたカードも登場します。

【S5a】ナゲツケサル【S6K】ニューラ
サイトなどの紹介ではハイクラスパック「VMAXクライマックス」収録の扱いだが、それ以前に収録されていたカード
【S5a】ビードル【S6K】マーイーカ
【S6H】ラルトス



「やすらぎの公園」などサイト内では紹介されていないが、ほかのカードを連想させるカードも登場します。

「やすらぎの公園」が舞台のカード
“フラワーフェスティバル”が行われていることがわかる


「やすらぎの公園」を舞台とするカードはソード&シールド期の第1弾〜最終弾まで約3年間に渡り、様々なイラストレーターがバトンを繋ぐように描かれ継がれた。
【S1H】ウールー →【S9】キノココ
→【S12a】コロトック
第1弾に登場したウールーが
第9弾収録のキノココに映り込み、
最終弾ではアートレアとして登場。
優秀の美を飾る。


イラストだけでなく、小説としても皐月彩さんと小森さじさんとでバトンを繋いでいて“フラワーフェスティバル”という共通のワードでやすらぎの公園を表現しています。

『フタチマル、腰掛ける。』では“池を囲かこむ花壇よりも高く跳とぶシビシラス”のカードを見たくなり、思わずカード検索をしました。



一部あらすじを紹介するショート動画が制作されたストーリーもあります。

『こまった居候』では、イラストレーターさん描き下ろしの貴重なイラストを拝むことが出来ます。


『調査隊記録―ゾロアの章―』では我らが(大変恐縮ですが、我らが)ななっぷるさんが朗読を担当されています。


記録映像と言えば『Pokémon LEGENDS アルセウス』の発売前の映像を思い起こします。


小説版では『Pokémon LEGENDS アルセウス』を遊んだ後だからこそポケモンの恐ろしさに共感ができ、現場の雰囲気がその場に居るかのように綴られていました。ゾロアの毛を“白と珊瑚色が入り混じった”色という表現で表しているのが好きです。



おまけ

「白銀のランス」「漆黒のガイスト」の
スペシャルアート

話しはイラストストーリーから逸れますが、ソード&シールド期にイラストを題材にしたマンガも登場しています。


マンガのイラストはありがひとしさんと松野千歌さんが手掛けています。




あとがき

実は読みものが得意ではないためまだほんの一部しか読んでいないのですが、読んでみるとイラストの想像が膨らんで楽しいです。

ツイッターを見ていると「小説版ポケモンカードになったワケだ!」という声を多く目にしました。(旧裏時代にポケモンカードを題材とした姫野かげまるさんのマンガ)

イラストについて深く知りたいので、どちらのストーリーもこれから読み進めて行こうと思います。


イラストストーリーのサイト下部には 「たくさんのイラストからお気に入りをみつけて、ストーリーを想像してみよう」というメッセージとともにランダムでポケモンカードが並びます。

ポケモンカードのイラストを観て、ポケモンの世界をもっと広げようというメッセージだと個人的に捉えました。
自分の想像次第で無限に楽しめるポケモンカード。様々なところで色々なものを吸収してポケモンに還元したいと思います。



ポケモンカードゲーム スカーレット&バイオレットからは「ポケカアートライフ」というポケモンカードのイラストにスポットを当てたインスタがはじまりました。


これからも更新楽しみにしています。





Twitter:@PK__SAYONARAでは素敵ポケカについてつぶやいてます。

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