今年も終わり 今年頑張ったダンス
もう今年もあとわずかです。
今年頑張ったダンスは何だったかと振り返ってみると、それは Newstyle Hastle(ニュースタイルハッスル)だったかと。
ハウスダンサーが始めたペアダンスで、「ストリート社交ダンス」とも呼ばれているようです。一般的にイメージされる「社交ダンス」とはまったく違っていてカジュアルな感じで、音楽も J-POPやCityPOP、昔のAORなどジャンルの決まりはないようです。
若い方が多くて、私の周りでは大体20歳代後半から30歳代の方々が中心です。
先生も30歳代で、まあ、私からみれば子供世代というわけです。
【NewStyle Hustle】Zabu&Eri / 高橋あず美 "BELIEVE"
Zabu and Eri NewStyle Hustle Youtubeから引用
昔からペアダンスをやってみたくて、六本木にサルサを習いに行っていたこともありましたが、ペアダンスは技術的にも精神的にも敷居が高くて挫折してしまった経験があります。
そんな私が、やっぱりペアをやりたい気持ちを持ち続けていたときに出会ったのがこの Newstyle Hastleだったのです。
始めたのはもう7、8年前なのですが、ろくにできないうちにコロナになって、さすがにペアダンスは怖くてやめてしまいました。
その結果、それまでかろうじてできかかっていた事がすべてゼロになってしまいました。全部忘れてしまったのでした。
もう、やることはないだろうと思っていたのですが、コロナが収まり、世の中が元の状態に戻ってきたころ、あれこれ体のトラブル(腰とか、膝とかそういうの)に見舞われbebopやHOUSEなど足を酷使する激しめのダンスは厳しくなり「もっと足の負担が少ないダンスは・・・」と Newstyle Hastleを再開しました。もちろん「ペアをもう一度挑戦したい!」というのが一番の理由ですが・・・
去年からボチボチ再開し、今年になって本格的にレッスンや練習会にも参加するようになりました。
うまくなって楽しく自由に踊りたいという気持ちで練習をしてきたのですが、実際はなかなか大変でした。
まず、先生、生徒全員が20歳代、30歳代の若い方。フォロワーは基本女性。若い女性と手をつなぎ、私が彼女たちをリードして踊る。かなりのプレッシャーです。
実際、レッスン参加はbebopのように「わーい、楽しみー!」とは行かず、いつも「やっぱりやめとこうかな」「怖いなー」という気持ちが入れ替わりたち替わり。「こんなに怖くていやならやめときゃいいじゃない。何のためにやるのよ。」と自問する日々。
レッスン会場で、次々やってくる若い女性たちの中で一人アウェイ感。「あー。なんで来てしまったんだろう? 帰りたい! 彼女たちと手をつないで踊るなんて絶対無理!」と暗ーくなることもしばしば。
でも、レッスンが始まってペアを組むと、彼女たちは皆やさしい。
そして楽しそうに相手してくれる。そう、彼女たちもレッスンに来ているんですからね。
そのうちまったく年齢差を忘れてしまって、楽しくレッスン。
失敗しても「あーごめん!」とお互い笑顔でなんて。
終わってみたら「来てよかった!」と毎回
うまくいかなくて落ち込んだり、うまくいって楽しかったり、そんな地獄と天国の気分を繰り返し、顔見知りも増え、ごはん会にも参加したりすることも増え、もう完全に自分の歳を忘れて仲間感です。
練習会では親切にアドバイスしてくれる方もいて技術も徐々にあがってきました。
こんな、上がったり下がったりの繰り返しで、今では何とか1曲難しいことをしなければ楽しめるようになって、仲間? と思える方々も増えてきて毎回参加することが緊張より楽しみが勝るようになってきました。「仲間?」との忘年会にも参加です。
今年はコレ頑張りました。頑張った先には楽しい見返りがあるのですね。
来年もますますダンス、ソロもペアも楽しんで行きたいです。