まずは実践の“量”を多く。しかし“量”を目的にしないこと。
こんにちは
ヨガトレーナーのKIMです
今日はヨガ体操の練習についての話。
テーマは「量と質」について
ズバリ、最初に答え言っちゃいます。
“質”を高めるために“量”が必ず必要です。
量と質には、切っても切れない関係があります。
誰しも、
自身にとって効果的な
「より質の高い練習」
ができるといいと考えていると思います。
ですが、いきなり高い“質”になることはありません。
必ず一定量以上の実践の“量”が必要になります。
なぜなら、
「ポーズは身体を使うから。」
身体を動かすと言う性質上
何度も繰り返して、身体に覚え込ませる必要があります
身体を使い、フォームを作っていく。
同じフォームを何度も繰り返す事は
フォームに必要な身体を作るプロセスになっているのです。
(個人的には武道の型に近いものがある、と感じています。)
なので、始めたばかりの段階では、
身体で覚えるために“量”を意識的に多くする事をおすすめします。
ここで注意したいのは、
“量”を目的にしないことです。
数字を意識し始めると、
数字が目的になってしまう事がよくありますよね?
自分でも気づかないうちに、手段が目的になってしまう。
レッスンに参加する事が目的になってしまう。
こんな事を避けるために、
「自分の目標」みたいなものを、
期間や受講回数で決めてみると、
“量”をつかって“質”を高めるいい方法になると思います。
そこで、
トレーナーやインストラクターを活用してみて下さい。
レッスンの前や、レッスンの後にちょっと勇気をだして
自分の頑張りたいポーズのことや、
苦手なポーズのこと
自分がヨガ体操(ハタヨガ)を通してどうなりたいのか
こんな事を聞いてみて下さい。
色々と道筋(プロセス)をアドバイスしてくれるはずです。
時には、ご自身が想像していたアドバイスとは違うかもしれません。
僕の場合は大抵、
“地味で簡単なこと”を“正確に”できるようにアドバイスします。
つまらないと思いますが、一番近道なので 笑。
もちろん、
「一言で見違えるように変わるアドバイス」
をしたい気持ちは僕にもありますが、
そんな魔法みたいなアドバイスは基本的には存在しません。
先に書いたように“質”を高めるためには
必ず「ご自身にとって一定以上の実践」が必要になります。
だからこそ
“地味で簡単なことを正確に”
が質を高める一番のアドバイスなのです。
あなたが“量”で身につけた“質”は
すこしサボったりしても、今度は量をカバーしてくれる、
“あなたの力”になります。
魅力的ですよね?
これが
“量と質の関係”です。
いっぺんに劇的な変化ではなく、
1つ1つ身につけていくプロセスを楽しんでみて下さい。