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キャリアに迷った時にオススメのnote。
先日「メイカーズ」という学生起業家の集まりにOBとして参加した。
そこには「人生で何かをしたい!」という情熱をもった人が集まる。
「自分もこんなな感じでギラギラしていたなあ」
と感じた。
しかし、自分の時代と違うと思ったことがある。
それは「自分の心に正直に生きたいと思っている人がより多い」ということ。
他者からの承認よりも、自分の生き方に腹落ちしているか。
そんな変化を感じた。
その帰り道だった。
「木村さんはどうやってキャリアを考えてきたのですか?」
Xでメイカーズの後輩からDMが届いた。
noteを読んでくれている方ならご存じだと思うが、僕の場合は
・高校時代に社長を夢見る
・筑波大学に入学
・20歳で起業
・22歳でうつ病
・24歳で代表を退任
・26歳で大卒&リクルート入社
・27歳で教育業界に転職
・28歳でエドギフト代表に就任(←いまここ)
こんな感じのキャリアなのだが、
正直キャリアについて考えていたことは一つ。
挑戦するならとにかく若いほうがいいんじゃね?
これだけ。
そんな内容を送ったら、
「もうちょっと詳しくに教えてください。笑」
と返ってきた。
そりゃあそうだ。笑
なので一回、真剣にキャリアや人生の歩み方について考えてみた。
・自分がどのような選択をしたらうまくいったのか
・逆にどのような選択は失敗だったのか
28年という短い人生だが「これが成功法則なんじゃないか?」という仮説をまとめたので少しでも参考になってくれたら嬉しい。
結論
「自分がどう生きたいか?」だけ考えると、
気付いたらインドで瞑想している。
「世の中が何を求めているか?」だけ考えると、
孫さんが投資しているビジネスを真似すれは終了する。
つまり1つの軸だけで考えるから、一生答えに辿り着かないのだと思う。
大事なのは必要条件を2つ用意して、その2つが重なる部分を探っていくことだ。それを表したのがこちら。
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とはいえ、これをどや顔で後輩に送ったら
「自分が一番楽しく生きられる道がわからないから困ってるんです」
と返ってきた。
さすがメイカーズ。図々しさからポテンシャルを感じる。
いいだろう。
なぜかと言えば、この領域は自分が長年コーチングでやってきた部分だからだ。
①自分が一番楽しく感じられる道を考える
これも結論から言う。
人生というのは自分の成長物語だ。
意外と盲点の人も多いのではないか?
言い換えると、自分という人格が「何もできない状態」から「理想の状態」までを目指す過程が人生だということ。
これが人生だと仮定すると必要なものが見えてくる。
・主人公の人格設定
(長所は?短所は?コンプレックスは?)
・理想の在りたい姿
など
この辺りは「物語思考」というけんすうさんの本で
わかりやすくまとまっている。
けんすう@kensuu さんの「物語思考」まとめ
— きむら ゆうすけ (@kimu_edgift) February 8, 2025
①ロールモデルを挙げる
↓
②そこから「理想の自分」の特徴、性格を言語化
↓
③そのキャラになりきって行動
そうすることで、
失敗があっても
「自分の物語がオモロくなる!」と前向きに捉えられる
↓
行動を継続できて成功率が上がる pic.twitter.com/w7ZiIKSNDn
つまり何が言いたいかというと、
自分が物語のキャラだとしたら「人生を最高に楽しめる道筋」を描いてあげよう!
ということ。
大事なのは、
最初から完璧じゃなくていいってこと。
これまじで大事。
考えてみてほしい。
勇者がいました。
全ての選択を正解し、最短で魔王を倒しました。
めでたしめでたし。
誰がファンになるねん!!
っていう話。
最初から最適解を見つけようとして、動けなくなるよりは、
失敗を「ウケ話ゲット」くらいの気持ちでどんどん進んだほうがいい。
僕なんて「絶対スポーツビジネスは儲けるの大変だからやめとけ」と、会った投資家15人全員に言われた。
そして頭から突っこみ、死ぬほど苦労した(自業自得
失敗、迷走、葛藤。
これがあるから「自分という成長物語」が面白くなる。
10代そこらで「僕はこの道を究めたら最高に人生が満たされるんです( ̄∇ ̄)」
と語れる人の方が怖い。
もう一つだけ大事なことを言う。
自分の心のアンテナを張っておくということ。
これマ・ジ・で大事。
起業するとかしないとか、そんなことに関わらず。
自分の人生を豊かにしたい人は必見。
耳の穴かっぽじいて聞いてほしい。
自分の一番楽しめる道を歩むためには、
自分が何に楽しいと感じるか、悲しいと感じるか、にアンテナ張ってないと一生迷い続けるよ!
「ああ、それなら就活の自己分析」でやりました。
読者の声がする。だまらっしゃい。
じゃああなたの価値観はずっと変わってないんですかぁ?
今でもアンパンマン大好きですかぁ?(煽り
違うでしょ?
自分の心を観つづける習慣
これがメルカリで売ってたら100万でもお得だと思う。
普段の生活でふとしたこと。
「ああ、このカフェなんか好きだな」
「なんでだろ?」
「この色が落ち着くのかな?匂いかな?」
こんな感じで
五感スイッチをオンにしておく
↓
センサーに触れたら「なぜか」を言語化する
↓
自分の心を観つづける
これを生きてるか限りずっと続けた方がいい。
なぜならこれこそが豊かな人生の羅針盤だから。
熱く語りすぎました。
この領域だけで2万字はいけるので、今日はこの辺で。
②世の人が喜んでくれる道を考える
こちらも結論から。
日経新聞を読んでください。
スタートアップの調達ニュースを見てください。
なんてことは絶対言わない。
違うでしょ。
向き合うべきは「目の前の人」でしょ!
世の中って誰の集まりですか?
人ですよね?
人って目の前にいますよね?
つまり、目の前の人も喜ばせられない人は、
世の中の人も喜ばせられないのだ。
今から2つのパーンを紹介する。
①「世の中がこう変化すると思うからこの事業を作ります」
②「目の前の母がこう苦しんでました。だからこんなものを作ってみたんです。そうしたら他の人にもぜひ欲しいと言われて。だから製品化しました」
どちらの人を応援したいと思うだろうか?
答えは明らか。
「やりたいことがない」
と悩んでいる人はぜひ、目の前の人を笑顔にすることから考えてみてほしい。
家族や友達に元気に挨拶するだけでもいい。
サプライズプレゼントをすることでもいい。
とにかく触れ合った人を笑顔にする癖をつけること。
すると、
「プレゼント選びって種類多すぎて選べないんだよなぁ」
「は!同じ課題を持っている人がいるんじゃないか!」
みたいな感じで、世の中に繋がるわけ。
世の中の人に喜ばれる道を歩みたいのであれば、
目の前の人を喜ばせる癖をつける。
ぜひやってみてほしい。
最後に
いかがだっただろうか?
後輩にメッセージだけで伝わっている気がしなかったので、noteにまとめてみた。
見てるか、メイカーズの後輩よ。
これが自分なりの答えだ。
そして頼ってくれてありがとう。嬉しかったぞ。
もしnoteを読んでくれているあなたも、何か質問などあれば、コメントで送ってくれると嬉しい。
では、今日も、
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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