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患者のことを考えない治療家が、危ない理由
「治療家として重要なのは、患者さんに良くなって欲しいという思いがあるかどうかです。
自分の技術の凄さを見せつける治療家は、患者さんのことを考えていないので、人にアピールする道具にされるため危険です。
どちらの治療家なのかは、その人の言動を見ていると良くわかります。」
治療家には、大きく分けて2種類います。
1.患者さんを良くしたいと思う治療家
2.自分の治療技術の凄さを見せつけたい治療家
です。
治療で結果が出れば、どちらの治療家でも構わないと思うかもしれませんが、大きな差が出る場合があるので、注意が必要です。
なぜなら、1の治療家は、どの患者さんに対しても、良くなることを中心に治療を行います。
一方で、2の治療家は、患者さんよりも本人の都合を優先します。
例えば、
・予定があって急いでいるから適当に治療する
・使わなくても良い新しい治療法を試す
・簡単に治せる人を優先して、治療が難しい人は適当に治療する
といったことです。
なぜなら、2の治療家にとっては、患者さんがどうなるかは重要ではないからです。
もし、あなたが2の治療家を選んだ場合、治療家の都合で、あなたの治療結果は大きく変わります。
治療できていないのに大丈夫と言われて放り出され、症状がさらに悪化する可能性もあります。
では、どうやって1と2の治療家を見極めるか?
手始めに行うことは、ホームページなどに書かれている内容を読んでみて、患者さん目線で書かれているのか、自分が凄いことをアピールしているのかを判断することです。
また、その治療家さんの治療を一度受けてみて、どんな人かを確認してください。
1の患者さんが良くなることを中心に考えている治療家さんは、治療以外にも良くなることを教えてくれます。
逆に、2の治療家さんは、自分以外では治せないといった自己アピールが強めです。また、患者さんの話を聞かない傾向があります。
これは実際に聞いた話ですが、オンラインで公開治療していた治療家Aさんは、二人の患者さんに治療を行いました。一人目の患者Yさんの治療がうまくできた後に、二人目の患者Zさんの治療を始めました。
ところが、患者Zさんの症状は難しくてうまく治療できません。時間の都合があったため、強引な治療でZさんが良くなったように見せかけて終了させてしまいました。
本来であれば、公開治療の時間が足りなければ、その後個別に治療しますと言えば良い話です。
しかし、Aさんは患者Zさんがその後どうなるかを考えず、無理やり治療を終わらせてしまいました。
こういったところに、1と2の治療家の言動の違いが現れます。
治療家さんの本性は、必ず言動に現れますので、よく観察してくださいね。
写真は、タイのクラビで泊まったホテル。自然溢れるホテルでしたが、ホテル内の移動は車だったので、微妙でした。