土から15センチの世界
移住したのは3月17日、暖かな春の日でした
見渡す限りの里山、敷地には春の花や草が絨毯みたいでアルプスのハイジみたいに寝転がって空を見てたいほど、今でも好きな季節です
先日、ふと野草を食べたくなって敷地をずっと歩きました。
ここは土地謄本には「芹田」と書いてあるほど芹だらけ
芹と山茶花の花を摘みました。
山茶花の花弁は酢漬けにして女将料理の酢の物などに使います
カラスノエンドウ
天ぷらにしたり新芽をサラダに添えるけど、
今回は先日の雨降りでポコポコ生えてきた椎茸と一緒に胡麻炒め
アクもなくシャキシャキとした歯応えが椎茸とよく合います
ハコベラ
ひよこ草とも言います
春の七草にもなっていますね
こちらは芹と一緒に刻んでおやきにしました
つくし
ポキポキポキポキ摘むのはとても楽しいし、
地面からニョッキって出ている姿は可愛い。
ただね、、、あのはかま取り
これが結構面倒くさい(笑)
佃煮にして溶いた玉子と一緒にフライパンで蒸し焼きにしました
で、最後はヤブカンゾウ
万歳しているみたいに生えています
見た目よりも柔らかくて、茹でておかか和え、梅和え、胡麻和えなど、香りも芹ほど強くなく味付けもシンプルに
春の里山は野草の宝庫
上から見るとよく見分けがつかないから、しゃがんだり寝転がったりして見ます
いつも人は上を向いて歩こうとします
情報が多すぎて惑わされて周りが見えなくなる時もあります
2011年3月11日
この日から私はもっともっと里山の知恵をつけようとしました
「土から15センチの世界」の
春の里山は今日もたくさんの発見がありました