『クラウドファンディング』を使う必要性について
それでは今回のテーマ『クラウドファンディングを使う必要性』についてお話ししていきます。
まず、クラウドファンディングが登場したのは約10年前。
実際にクラウドファンディングで売れる状況になってきたのはここ5年ぐらいになります。
そもそも貿易ビジネスはクラファンなんてものはなく、海外のものを日本でどう売っていくかっていうビジネスです。
なので一般販売が当たり前ではあるのですが、
ただ今はクラファンなしで一般販売を行うのは正直難しいと思います。
僕は一人貿易という、個人でも副業レベルでも 従来は輸入商社とかじゃなかったらできなかったようなものを個人でもできるようなビジネスを作っていきました。
そこで最も効果的なクラウドファンディングを取り入れているわけですけど、それがないと難しいというのは、
まず、そもそもその商品を誰も知らないわけです。
認知が全くない中でそれを売っていくことは、まずたくさんの人に見てもらわなきゃいけません。
たくさんの人にその商品の魅力を伝えなきゃいけないのですが、それが個人ではなかなか難しいと思います。
もちろんちゃんと企業で資本力があるならば広告をバンバン売って雑誌広告を出したり、テレビ広告に出したり、ネット広告を出して 認知をさせてから売っていくわけです。
そうした一般的な売り方はなかなか資金がない個人だとできません。それをクラファンが解決してくれるのです。
まず認知を得るところから、具体的にどうするかというと
ECで売る場合と店舗で売る場合の2つの話をします。
Amazonで売る場合も、やはり認知がない商品を売るのはすごく難しいです。
Amazonでは基本的に検索で商品を探しに行きます。
戦略的には商品の知名度がないのでまず検索キーワードでヒットするようにたくさん買ってもらえるようにします。
例えばスマホのケースが欲しいと思ったら「スマホケース iPhone11」みたいに検索窓に入れて探します。
お客様が検索しそうなキーワードを調べて、それを散りばめた商品説明文を作って商品販売ページを作ります。
そして 販売をスタートしてからはなるべく価格を下げて、
自分がキーワード検索の1ページ目に出るようにたくさん販売数を増やしてレビューを増やしていきます。
状況をつかむと、売れるスパイラルに持っていくことができます。
もう一つは 店舗で売る場合です。
これは雑貨エキスポみたいな展示会に出ます。
たくさんのバイヤーさんが見に来てくれるので、そのバイヤーさんが商品を気に入ってくれたら買ってくれます。
展示会に出ない場合は 一件一件営業して、こういう商品を海外から仕入れて売っていくんですけど、どうですかって営業していかないといけません。
すごく労力がかかります。
展示会はもちろん出店費はかかりますが、出せばものすごい数のバイヤーさんが来てくれますので、
そこで商品 を売っていくという感じになります。
この2つの話から個人で販売していくのは難しいことがお判りいただけたのではないでしょうか。
なのでクラファンを使うことで、
仕入れる前に先に売ることができたり、
プロモーションでテレビに取り上げてもらったりすることができたりして、
一気に300万500万1000万という販売実績を作れますので、やらない理由はないと思います。
一般販売のみでも、もちろんいいと思いますが、ゼロから個人がやるのはかなり難しいと思います。
それでは今回もありがとうございました。