私はガスになりたい
自分のことながらめんどくさい人間であると思う。イケメンおしゃれ陽キャである代償かもしれない。
目立ちたがりのくせに人目につくのが嫌いだ。こうやってnoteを書くことに関しても、誰も見ていないから好きに書いてやろうと思いながら誰かには見てもらいと思っている。
しかも、ズボラなくせに几帳面でもある。
古代中国に生まれていたら、矛と盾に代わる相反する主張の象徴として故事成語になり、後世に名を残していたかもしれない。
さらに、根っからの野党気質で、とりあえず反対の立場から物事を見てしまうし、粗が気になってしまう。
基本的に嫌なやつだ。
いいところを探すまでの瞬発力が鈍い。
生来のノンデリもあいまって気を張っていないとすぐにいらんことを口にしてしまう。
しかしながら、そんな考え方の癖もたまには役に立つ。勝ち筋を探すのはわりと得意だ。
通行止めの道を避けながらどうやればゴールにたどり抜けられるのかを探していく感じ。
自分からアイデアを産み出す作業は苦手。
なぜなら自分の思いつきも否定してしまうから。お陰さまで0⇒1の仕事を振られると気が重い。
逆に人がアイデアを出してきたときにどうすれば実現できるかを考えるのはわりと得意だったりする。つっこみをいれながら、いろんなパターンを用意して検証するのが好きだ。
思い返すと0⇒1が得意な人となにかやる時が一番成果を出せていたような気がする。
1さえあればそれを広げていったり、こねくりまわして別のアイデアを出すことはできる。
今の私にはアイデアマンの相棒が必要なのかもしれない。
自分一人では輝けない月みたいな存在というときれいすぎる。
私みたいなもんは太陽を燃焼させるガスでいい。一緒に燃えていたい。