サドベリースクールとの出会い その1
思い起こせば、あれは大学4年の春、進路指導の教官との面接のあとだったろうか。留年していた僕はラグビー部の同期より1年遅れで就職活動などをしていた。
当時はまだインターネット黎明期で、殆どの企業がホームページなく、企業名鑑なるものが配られそれを最初からペラペラと見たが、一社としてピンとくる企業がなかった。そもそも、企業の営利活動にまったく関心がなかった。理系なので院に行き研究する道もあったが、そこにもまた興味がなかった。理系の大学生の選択は就職するか院に行くかの2択だったが、