台東区議会 決算特別委員会レポート!
こんにちは、台東区議会議員 木村さちこです。
今日は、先日閉会した台東区議会令和6年第3回定例会における、決算特別委員会の内容をご紹介したいと思います。
決算特別委員会とは、その名のとおり、台東区の決算を審査する委員会です。
今年は令和6年度ですが、令和6年度はまだ終わっていないので、
令和5年度の決算を審議します。
その内容を、令和7年度の当初予算に生かしていくことが決算審議の目的の一つです。
私は今回初めての委員でしたが、
この委員会、なかなかハードでした。。。
全6日間の委員会を、ノンストップで駆け抜けるので、委員会の時間中以外も、担当課との打ち合わせ、関連リサーチなどなどで追われ、気の休まるときがありませんでした。。
他の議員が質問した項目を、突っ込んで調べたりもしていました。
でも、一番大変なのは、議員のどう飛んでくるかわからない質問に対し、それを汲み取った上で回答を考える、担当課の皆さんであったとも思います。
そんなわけで始まった決算特別委員会、
1日目は 決算総論、歳入全般と、歳出のうち議会費(議員報酬など)
2日目は、歳出のうち、総務費(防災費など)
3日目は、歳出のうち、民生費と衛生費(高齢者福祉費等の各種福祉費、生活保護費、医歯薬関係、清掃関係など)
4日目は、歳出のうち、文化観光費、産業経済費、土木費(インフラまわり、公園費など)
5日目は、歳出のうち教育費その他に加え、国民健康保険事業会計等の各種特別会計
6日は総括質問(各議員が決算の総括的な質問を区長・教育長にぶつける機会)
という流れで行われました。
総括質問というのは、一般質問(議員の問題意識を何でも区側にぶつけられる質問の機会)と似ているのですが、決算に関連付けて質問しないといけないので、数字を出せればもちろんいいですが、少なくとも、現状の事業の運用上の問題点などを指摘した上で、改善策を問うような姿勢が必要になります(厳密には、各議員のスタイルにもよりますが・・・)。
私 木村さちこが考える、台東区議会における決算の一番の山場は、
ずばり、民生費ですね。
高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉という、弱者に位置づけられる人たちの福祉に関連する費用が扱われ、ボリュームも大きいですし、関心も高いです。
私は、今回、どうしても
「子供の発達障害」に関するテーマを取り上げたいというのがあり、
どの分野で質問するかも含めて、かなり迷いましたし、色々勉強もしました。児童福祉費にも松が谷福祉会館でのこども療育に関する分野がありますし、教育費にも特別支援教育関係の事業がありますし・・・
総括質問では、迷った末に、
公益通報者保護制度について
高齢者の「終活」支援について
事業承継支援について
「うちの子発達障害かも?」と思ったときの支援体制について
の4テーマを取り上げました!
その他、委員会の平場の席で、各項目に沿った質問・要望をしました。
総括質問の様子は選挙ドットコムのブログにも書きましたので、よろしければご参照ください。
決算特別委員会総括質問でした!以下、木村佐知子の質問項目です⬇️1.公益通報者保護制度について... - 木村さちこ(キムラサチコ) | 選挙ドットコム
今回の反省は、決算総論に関する部分の話があまり、できなかったことです。他の会派の議員からは、令和5年度の予算は選挙があったこともあり、補正予算が組まれて、しかも各種給付金などの関係で合計7回も補正予算が組まれたことについての区の総括を問う質問などがなされていました。
今回決算特別委員会の委員になったメンバーは、慣例により、令和7年度第1回定例会(2月)で行われる予算特別委員会の委員を兼ねることになるので、予算審議に向けて、私も今から準備をしていきたいと思います!
このような要望を出してほしい、との区民の皆様からのご意見もお待ちしております。
台東区議会議員 木村さちこでした!
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