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小笠原慎之介がワシントン・ナショナルズに決まった。2025年の日本人メジャーは合計17人

今朝、中日ドラゴンズからポスティングシステムにてメジャー挑戦する、小笠原慎之介が申請期間3時間前に、長年の夢だった夢を叶えた。

彼が決めたチームは、ナショナル・リーグ東地区のワシントン・ナショナルズである。
2年総額350万ドル(約5億4600万円)。中日への譲渡金は70万ドル(約1億900万円)となり、背番号は「16」に決まった。

このオフは4人がメジャー移籍を決めたのだ。
巨人から海外FAを行使の菅野智之が、ア・リーグ東地区のボルチモア・オリオールズ。
ロッテからポスティングシステムにて佐々木朗希が、ナ・リーグ西地区のロサンゼルス・ドジャースへマイナー。
阪神からポスティングシステムにて青柳晃洋が、ナ・リーグ東地区のフィラデルフィア・フィリーズへマイナー。
そして今朝の小笠原。この4選手にはまずは入団を決めた。次は2月中旬から始まるスプリングキャンプ。
このうち朗希と青柳の2人は招待選手として参加する。

この2025年の現時点での日本人メジャーは、ア・リーグでは菅野に加え、東地区のボストン・レッドソックスに吉田正尚。
中地区のデトロイト・タイガースの前田健太。
西地区のロサンゼルス・エンゼルスに今季から移籍の菊池雄星。シアトル・マリナーズにはニューヨーク・メッツからFAでマイナー契約となった藤浪晋太郎。
またオークランド・アスレチックスのマイナーには、東京の桐朋高校から日本のプロには行かずにいきなりメジャー挑戦した森井翔太郎と既に入団している、富岡聖平という合計7選手。

対照的にナ・リーグは益々増加した。朗希・青柳・小笠原に加えて、東地区はニューヨーク・メッツの千賀滉大。
中地区はセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー。シカゴ・カブスの今永昇太と鈴木誠也。
西地区はロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と山本由伸。サンティエゴ・パドレスのダルビッシュ有と松井裕樹という合計10選手。
こうして今年の日本人メジャーは17選手と増加したのだ。

2月から始まるスプリングキャンプ。マイナー契約の選手も、しっかり結果を残し開幕メジャーを勝ち取ってほしい。夢の開幕メジャーへの生き残りが、もう少しで始まる。



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