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僕が現在も抱えている「人生イップス」

さて、皆様はある日突然、人生においてのスランプやカベにぶつかった経験はあるだろうか?少なからずとも一度は必ずあるはず。

僕は4月で49歳になるのだが、これまでの人生において、カベやイップスも経験したのだが、30歳になり現在に至るまでの約20年近くになるが、「人生イップス」を抱えている。
これはこれまでの間、あまり公にする事を隠していたのである。

そもそも人生イップスとは、精神面や心理的な原因などによって、これまでできていた思い通りの動作が出来なくなる障害と記されている。イップスは主にアスリートの方がよく聞く話である。
野球でも送球イップスや、ゴルフでも大事なショットの際に決められなかったりする事がよくあるのだ。

僕は芸能界において、師匠の瀬間好孝さんと出逢ってから2年経った2006年(平成18年)に7月の頭から急に仕事からお金に至るまで、流れが止まってしまったのだ。
ここだけの話、僕と瀬間さんは出逢ってから一緒に暮らしていて、瀬間さんは仕事を幾つか抱えていたのだが、僕はこの頃、次の展開に向けて…と考えていた矢先に奈落の底に落とされた。
この間に瀬間さんと共に、当時住んでいた部屋を夜逃げ同然で追い出されたり、どん底に落ちてから芸能の仕事をストップせざるを得なかった為、日払いのアルバイトもして食いつないだ。
何よりも瀬間さんの流れだけは絶対に止めたくなかったからであり、僕だけでも犠牲にならざるを得なかったのである。
その結果、生活保護を経験したり大病で倒れたり、大病こそ克服するも今度は瀬間さんが不慮の事故に倒れ、そしてコロナ禍。
思えばこの18年間は少なからずとも、人生イップスをずっと抱えていたのだ。
精神科にも隣人トラブルに遭い、一時期通わざるを得なかった。現在は精神科から逃れたのだが、これから夢の実現に向けてどう動いたらいいのか?思考錯誤の日々を送っている。

50歳を目前にした今年、人生イップスを抱えながらも人生前向きに生きてる僕以外の皆様にとって、少しでもこの事を伝え、何かの一助になれたら…と思っている。
これを伝えたからと言って、同情する人は誰一人いないと思う。

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