2年振りにベイスターズにトレバー・バウアーが帰ってくる
短かったプロ野球オフシーズンも、いよいよ金曜日で終わる。
そして1月も終わる。2025年もまず1ヶ月が終わろうとしており、2月1日からプロ野球キャンプインとなる。
そんな中今朝、一部スポーツ紙にて一昨年DeNAに鳴り物入りで入団した、トレバー・バウアーが再び帰って来る。
バウアーはベイスターズファンならお馴染みだが、かつてはダイヤモンドバックスからプロ入りし、現在大谷翔平や山本由伸に今年から佐々木朗希が加わるドジャースでも活躍。サイ・ヤング賞まで受賞した、現役バリバリのピッチャーである。
しかしドジャース時代に、DV問題で出場停止処分を喰らい、和解こそ成立したもののメジャーから干されてしまった。
そんな失意の中、2023年(令和5年)シーズン途中に、横浜DeNAベイスターズに入団。ベイスターズファンを喜ばせる活躍で、19試合に登板し、10勝4敗の成績を残した。
僅か1年で退団し、再びメジャー復帰を目論むも、やはりレッテルを張られた事が響き、どこも受け入れてもらえなかった。
去年はメキシカンリーグにてプレー。10勝0敗と最優秀投手賞に輝いた。
今シーズンこそメジャー復帰を試みるも、もう彼の居場所がない。
そんな失意の中、再び日本でやりたい、沢村賞を目指したい…との一心が身を結び、再びDeNAが心を許し、契約に合意となり今朝発表となった。
去年バウアーが仮に、DeNAにいたらきっとリーグ優勝をしていたかもしれない。しかしバウアー抜きでも、チームは26年振りに日本一となった。
思えば去年は、シーズン途中で筒香嘉智が復帰した。そして今年はバウアーが帰ってくる。
日本一応援やファンの目が温かい、ベイスターズファンには嬉しいニュース。また今年もこのチームから目が離せられない。
再びバウアーが、ベイスターズのユニフォームに袖を通す日が来るのもあと少しである。