佐々木朗希がドジャース。青柳晃洋がフィリーズ。夢を掴んだ彼らの挑戦
今朝は朝から日本人メジャー誕生がたくさん生まれた慌ただしい朝である。
まずは日本中だけでなく、世界中が注目となった佐々木朗希の行方。遂に今朝決着がついた、
ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約に決まった。これでドジャースは大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希。実に2014年(平成26年)のニューヨーク・ヤンキース時のイチローさん・黒田博樹さん・田中将大(現:巨人)以来11年振りの日本人トリオ誕生となった。
朗希は現在23歳の為、メジャーには「25歳ルール」というのがあるため、朗希の契約金は650万ドル(約10億円)で、ロッテへの譲渡金は契約金の25%となる2億5000万円となる。
しかしメジャーへの夢を叶えた朗希は、ここからが本当の始まりである。やるからには162イニングの規定投球回をまず達成する事だ。
そして朗希と同じメジャー移籍を目指す青柳晃洋が、交渉期限ギリギリとなる、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約に合意した。
フィリーズにはエースのアーロン・ノラがいる。スプリングキャンプに青柳は招待選手としてまずは参加。ここから開幕メジャーまでは厳しい戦いとなるので、まずはそこを目指してほしい。
更に今朝はメッツ傘下からFAを行使した、藤浪晋太郎もシアトル・マリナーズとマイナー契約。こちらもスプリングキャンプ招待選手から再出発する。
藤浪はアメリカに渡り3年。去年はメッツにて一度もメジャー登板がなかった。今年こそまずはメジャー登板が大事である。残すは小笠原慎之介のみとなった。
こうして現時点で、このオフにメジャー移籍したのは、ボルチモア・オリオールズ入りした菅野智之。桐朋高校からプロ入りせずアメリカに渡った二刀流森井翔太郎が、オークランド・アスレチックスとマイナー契約。
そして今朝の朗希と青柳。
夢を掴んだ彼らのこれからに期待したい。