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東京ヤクルトスワローズ2025年シーズン展望。投手陣立て直しがキーマンとなる

1月最後の日曜日。早いものでもう1月最終日曜日となった。
プロ野球キャンプインまでいよいよ迫ってきた。球春到来ももうそこまできた。
今回は今年のヤクルトの今シーズンの展望を分析したい。

高津臣吾監督就任6年目を迎え、長期政権となる。ここ2年はBクラスに沈む結果となり、日本一に向けて再び始動する。一番の課題は投手陣である。

その投手陣だが、投手出身の高津監督はこのオフは多くの補強に力を入れた。
チーム防御率が去年はワーストとなる、3.64
をどう立て直すか。
サイスニード・ヤフーレ・今野らを失った投手陣。
先発陣はエースの小川を筆頭に、去年9勝の吉村・ベテラン石川・左の高橋・山野・高梨、更に今年こそ復活をかける奥川も活躍しないといけない。
新戦力のランバートは先発として器用する方針だが、どう活躍するかは未知数である。
中継ぎに目を向けると、去年大西が9勝をマークした。抑えには去年中盤から小澤を固定すると思う。
抑えを剥奪された田口は復活のシーズンとなる。
石山・清水・木澤・山本・星らと中継ぎのコマは揃っているだけに、先発陣がカギとなる。
一番嬉しい補強は現役ドラフトで広島から移籍の矢崎。ここに加われば中継ぎは更に磐石である。またドラフト1位の中村優斗の器用も気になるがケガだけが心配。

打者陣は対照的に安定している。
既に日本では今年ラストイヤーとなる村上。打率こそ低かったが、今年は三冠王を獲った2022年(令和4年)時以上の成績を残し、気持ちよくメジャーに行かせたいのだ。
また去年最多安打を獲得した長岡は今年、更にキャリアハイを残してほしい。
両外国人のサンタナ・オスナは今年も健在である。内野に関しては今年は競争になる。
セカンドを守る山田もケガだけが心配。フルに維持できるか。またここに楽天からFA移籍の茂木も加わった。内野はいずれにしても第ニ野手が競争。
外野はというと、青木が引退した穴である。丸山・塩見・西川・濵田・澤井らの競争も激しくなる。
捕手は中村悠平が長期契約を結び、磐石と言えども安心はできない。第ニ・第三捕手が急務である。
古賀・松本・内山らで競うが、内山は一昨年、外野での器用も多く去年も外野守備があった。ただ捕手登録しているので、捕手へのこだわりも捨ててないだろう。

高津監督就任6年目。今年はかつての輝きを取り戻さないといけないシーズンとなる。

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