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きむら部2021〜1年間の振り返り~

こんにちは。きむら部です!
今回は、昨年の6月から行ってきた木村石鹸さんとのプロジェクト活動について振り返っていこうと思います。

1年間の活動内容

私たちはこの1年間「ファンコミュニティの拡大」というテーマで様々な活動を行ってきました。

具体的には、洗濯用粉洗剤の売り方やプロモーション提案をするために、市場調査やユーザーアンケート、利用年表共作法を用いたユーザーインタビュー、木村石鹸の商品を取り扱う小売店の方や木村石鹸の営業の方へのインタビューなどを行いました。

また活動の記録を残すために、TwitterやstandFMを用いて『きむらじお』を配信しました。
他にも、工場見学やファクトリズムへの参加、研究発表会への参加も行いました。

こう振り返ると、この1年間でたくさんのことを経験できたなと感じます。

印象に残ったこと

・インタビュー

きむら部の活動の中で、木村石鹸の商品を取り扱っている小売店の方、木村石鹸の営業担当の方、木村石鹸のユーザーの方に対し、それぞれどんな思いや価値観を持っているのかを調査するために、インタビューをさせていただきました。

まず、小売店の方のインタビューからさせていただいたのですが、最初は4人とも緊張してしまい、なかなか上手く話せませんでした。笑

質問の仕方やメモの取り方など、4人の中で上手く連携が取れず、少し焦ってしまったり、スムーズにインタビューを行うことができませんでした。

しかし、インタビューをさせていただいたどの方も本当に優しく接して下さり、自分たちの拙いインタビューにもあたたかく、真摯に答えて下さりました。

そのおかげもあり、私たちも徐々に緊張が解けていき、最後まで楽しくインタビューをさせていただくことができました。

このインタビューを通して学んだことは多くありますが、その中でも、ただ自分たちの聞きたいことを質問するのではなく、相手が答えやすいような雰囲気づくりや会話が重要だと感じました。

お互い初対面で緊張している中で、ただ質問をするだけだと、相手の本心を引き出せなかったり、無意識に言っていることを聞き逃したりしてしまいます。
そこで、相手が自然に話せるような会話づくりを心掛けることで、深い関係性を築くことができ、質の高いインタビューに繋がると感じました。

また、このインタビューを通して、商品を販売する側、商品を購入する側のそれぞれの方の木村石鹸の商品や会社に対する思いを聴くことができました。
木村石鹸と小売店の方、そしてユーザーの方との関係性の深い部分まで知ることができ、このきむら部としての活動がなければ、知ることができなかった木村石鹸の魅力や背景が多くありました。

そして、木村石鹸と関わりを持っている小売店やユーザーの方も含めて、今まで以上に木村石鹸という会社をより好きになれた活動だったなと改めて感じています!

インタビューにご協力して下さった皆様、本当にありがとうございました!


・発表

1年間のプロジェクトの中で、合計3回の発表を行いました!

今回は12月に神戸学院大学で行われた“合同ゼミ”の発表を振り返ります。

合同ゼミとは、6つの大学から8つのゼミが集まり、それぞれの研究内容を報告する会です。

私たちは、合同ゼミで「BtoBtoCにおける小売店の存在意義」というテーマで発表を行いました。 
とてもとても学びが多かったのですが、
本当に本当に、大変でした…!笑

振り返ってみて、大変だったと思う点は大きく2つあります。

1つ目は、自分たちが行った実践的な研究を、学術的な理論を使いながら、分析することです。
学術的な理論を使うには、まずは自分たちがその理論を正しく理解する必要がありました。私たちが使用した理論は難しかったので、何度も山縣先生の研究室に質問をしに行き、私たちの中で説明し合いながら、理論を読み解いていきました。
(夜の3時に論文を読み漁っていたのも、懐かしいです…笑)

そしてその理論が自分たちの研究にどのように繋がっているのかを何度も全員で整理しました。
自分たちで理論と研究を結びつけ、整理する時間は、ロジックが繋がらない時もあり、何も進んでいないような感覚を感じる時もありました。
しかし、実はこの時間が最も研究を深められていた時間で大切な時間だったなと思います。
ここで、私たちが根気強く、深く、研究内容を分析できたことが、
その後の粉洗剤の最終提案の内容に繋げられたと感じています。

2つ目は、言葉選びとスライドです。
これは私たちが木村石鹸の発表を行う際に最もこだわっていた点です。

1年間プロジェクトを通して、私たちも木村石鹸の一員として、しっかり木村石鹸の魅力を伝えたいと考えていました。

そのために木村石鹸を初めて知る人にも、木村石鹸らしさが誤解なく伝わる言葉を一言一句選び、スライドにもこだわりを詰め込みました。

実際はこの言葉選びとスライドの作成にかなり苦戦し、“作っては直す”の繰り返しでした。
時間がどれだけあっても足りないと思う程でしたが、最後には自分たちの納得のいく資料を作り上げることができました。

そして本番の発表を無事終えて、みんなでやりきった達成感を共有した時には、本当にやって良かったなと思いました。
この発表を通して、学びが深まっただけでなく、チームワークがより良くなって、きむら部の絆も深まったと思います。


・きむら部飯

きむら部飯は、私たちきむら部が木村石鹸の「部長飯」にあやかって始めた、お昼ご飯をTwitterに投稿する企画です!

きむら部飯では、数々のお昼ご飯を食べてきました!
ラーメン、うどん、ロコモコ、ハンバーガー、丼、ラーメン、ラーメンラーメン、、、笑

近大通りはラーメン屋さんが多く、気がつけばラーメンばかり食べていました^_^;
コンビニご飯の日もありました(笑)

次のきむら部飯は何にしようか、毎回のミーティング終わりに話し合っていた時間もとても楽しかったです!
ちなみにきむら部飯は、ご飯屋さんリストから1人1つ食べたいものを出し合って、じゃんけんかあみだくじで決めていました!

このきむら部飯は学科の違う4人が仲良くなれたきっかけにもなりました。

そして、部長飯とコラボしてTikTokにも出させてもらうことができたり、社長と一緒にご飯を食べさせてもらったりと、いつの間にか私たちの大切な活動の一つになっていました。

いつもきむら部飯のツイートを見てくださったり、いいねをしてくださって本当にありがとうございました!


感想・まとめ

1年間のプロジェクト活動を通して感じたことが2つあります。

1つ目は、たくさんの貴重な経験をさせていただいたということです。
企業の方々とプロジェクト活動が出来るというだけでもとても貴重な経験ですが、ユーザーの方や小売店の方へのインタビューなどと、普通の大学生では経験できないようなことをさせていただきました。

2つ目は、たくさんの素敵な人に恵まれたということです。
まずはきむら部のメンバー。時には夜遅くまでミーティングをすることもあり、体力的に苦しい時期もありましたが、それでも最後まで4人で頑張れたのは『きむら部』がこの4人だったからだと思います。ありがとう。

次に、山縣先生。私たちは躓くたびに山縣先生の研究室にお邪魔していました。夜遅くまでお邪魔したことが何度もありましたが、先生はいつでも私たちの話を聞いてくださり、先生のおかげで1年間のプロジェクト活動を充実させることが出来ました。ありがとうございました。

最後に、木村石鹸の方々。私たちがこうして1年間活動が出来たのは、木村石鹸の方々のおかげです。
私たちがやりたいと思ったことに対して意見をくださり、協力してくださり、応援してくださり…
木村石鹸の方々のおかげでこの1年間たくさんの貴重なことを経験できました。本当にありがとうございました。

山縣ゼミに入り、木村石鹸プロジェクトチームを選び、木村石鹸という素敵な会社のことをたくさん知ることができて本当に良かったです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)


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