大学生の行くトルコ旅行記①
1日目はブルサに訪れました。
長いフライトを終えて
そんなこんなでイスタンブールにあるサビハギョクチェン国際空港に到着しました。
ちなみにトルコの通貨はトルコリラ(TL)です。
当時レートで大体1TL=2,30円くらいだった気がします。
執筆してる2022年現在、トルコリラは1TL=約7.7円となっています。
円安がかなり深刻ですがそれ以上にトルコリラ安も深刻な状況です。
諸手続きなど色々済ませてからツアーガイドのガレンさん(優しいパパ)と合流して専用バスに乗り込みました。
ツアー概要
今回のツアーは現地時間で2/24〜3/2の8日間観光で写真のようにぐるっと大きくトルコを一周するプランです。
GoogleMapで見てイメージが湧くかわかりませんがトルコめっちゃ広いです、、
なので、ツアー全体の1/3くらいは移動で2,3時間バスに乗り続けるなんてことはザラにあります。
でも、カッパドキアやパムッカレなどの世界遺産やイスタンブール、アンカラといった主要都市を8日間で一度に巡るとなると自力ではかなり難しい(不可能に近い)と思います。
古都ブルサとジュマルクズック
イスタンブールから約100km、バスで約2時間の移動を終えブルサに到着しました。
ブルサはあまり知られていないですが、
かつてオスマン帝国の首都が置かれていたこともあり、古都。
"トルコの京都"といっても過言ではないと思います。
2014年には文化遺産にも登録されています。
ブルサに着いてまず向かったのはジュマルクズックです。
ここは、古民家の村でとてもカラフルな家屋と落ち着きのある街並みを見ることができます。
路上では、観光客用にマグネットや伝統的なおもちゃなどが売られていました。
ちょっぴり悲しかったこと
ジュマルクズックを散策していると、なんとなく現地の人が少ない気がしていました。
そんなことを思っていると、
軽トラが一台入って来ました。
中にはトルコ人の若い男性2名が乗っていて、『チャイニーズか?Covid,Covid』と言ってきました。
そうなんです。
当時、日本ではまだ馴染みのないコロナウイルスがヨーロッパでは猛威を奮い始めていました。
そのため、少し警戒され煽られてしまいました。
トルコは長い歴史の中で日本と友好を築き上げ
親日国として有名(これは間違いない)ですが
中にはこうした人たちもいました。
しょうがない話ではありますが、
ちょっぴり悲しくなりました。
緑のモスク
ジュマルクズックを経ち、
私たちはイェシルジャーミーへ足を運びました。
イェシルジャーミーはメフメト1世の命で建てられました。
セルジューク建築様式が特徴的な"トルコで最も美しい"と言われるモスクの一つです。
モスク内部が緑や青のタイルで装飾されています。
とても幻想的なことから、
緑のモスクとも呼ばれています。
初夜のホテル
そんなこんなで私たちは一夜目を過ごすホテルに向かいました。
ホテルはブルサ市内のAlmiraというホテルに宿泊しました。
部屋も高級感のある綺麗な部屋でした。
ホテルの目の前は広場みたいになっていて、落ち着きのある場所でした。
私たちは6人組なので部屋割りを日替わりで2人×3組で回していくことにしました。
僕が初夜を共にしたのは確かT君(博識)でした。
うろ覚えです。すいません。
異国ならでは
荷物を整理し、部屋で少し休んでいるとなにやら外から音楽のようなものが聞こえてきました。
なにかと思い窓を開けてみると、
その正体は礼拝の放送でした。
トルコはイスラム文化ももちろん浸透しているので毎日5回、礼拝の放送が流れます。
ホテルに着いて、早くも本当にトルコに来たんだなあと実感したのもよく覚えています。
トルコの食文化
トルコについて初の食事はホテルの夕食でした。
夕食はビュッフェ形式で様々な料理が用意されていました。
中には、蜂の巣ごとおいてある蜂蜜も!
(写真見つからなかったです、すいません)
気になる蜂の巣の味は普通の蜂蜜よりもとても濃密で、食べた後に喉が乾いてしまうほどでした。
他に日本と異なるトルコの食文化として、
パンとヨーグルト、チャイの消費量がとんでもないです。
日本でもよくありますが、どのホテル、家庭にもこれらは用意されていてみんな食べるそうです。
(パン好きの僕に持っては天国のようでした)
トルコはチャイが有名ですが、
日本で馴染みのある甘いミルクティーのようなものとは異なります。
日本で馴染みのあるチャイはインド式のもので、
トルコでいうチャイはいわば紅茶(ストレートティー)にあたります。
あと基本的に味付けは控えめです。
素材本来の味を大切にする風潮があります。
なのでサラダなどにはドレッシングは使わず、
オリーブオイルと塩で食べるのが一般的でした。
夕食後
夕食後は近くのショッピングモールへ行き買い出しをしました。
ジュマルクズックの一件もあり、トルコ人の対応を少し心配していましたが特に嫌な顔もされず無事ホテルに戻れました。
買い出しを終えて、みんなで一つの部屋に集まり軽く談笑しました。
僕は、買い出しで買ったEFESビールを飲みました。
味は残念ながらあんまり覚えてませんが、思い出補正もあって美味しかったような気がします。
その後はツアーということもあって翌日の朝も早いので早めに解散した気がします。