時には人に頼ってもいい。私は頼りっぱなし。
愛知県から宮崎県の会社に来て、もう30年くらいになります。
当時はまだ宮崎市中央市場にお店を出していたため、朝イチで市場に向かい、お昼前には慣れない道を地図を見ながら得意先に配達しながら帰って、午後からは事務所で営業業務をこなすという日々でした。
また月イチで九州内の得意先を1週間かけて訪問していました。
ようやくそうした仕事に慣れてきた時に、当時の上司から、
「金魚のフンのように人の後をついて仕事しているだけではダメ。自分にしかできないことをしなさい。」
と言われ、自分に出来ることを考えた時に
愛知で行ってきた地元での認知度を上げることを目指しました。
町内のイベントなどはこれまでも出店していたため、私は町外のイベントへの参加がメインでした。
また県のサポートをいただいた物産展などにも積極的に参加していきました。
今ではその時出会った方々が私にとっての大切な宝物となっています。
常にいろんな刺激をいただけていることが毎日の活力になっています。
あの言葉を言われた時は
「自分なりにそれなりに頑張っているのに。」
と正直かなりショックでした。
ただ、それに対して自分なりの考えを出し、困っていることや迷っていること、
またわからないことなど周りの方々に素直に相談してきました。
人によっては自分の弱みを見せたくないという人もいるでしょう。
でも包みかくさず、人に話すということできっと問題解決の糸口は見つかるはずです。
誰でも困った時には身近に助けてくれる人が必ずいると思います。
時には人に頼ることも大事だと思います。
その分のお返しをまた誰かに。
明日も笑顔で1日すごせますように。