漬物を野菜として食べよう。
生産者さんの大根の子守りによって
作られる天日干し大根。
名の通り、「天日干し」です。
太陽と風によってだいこんを乾燥させます。
なぜ、乾燥させるか?というと
野菜そのものの日持ちをさせるためです。
漬物に使われる塩は、
野菜の水分を脱水させるためです。
塩を多く含むほど、野菜は日持ちしやすくなります。
なので、ずっと以前の昭和40年~50年代の
漬物は塩分濃度が15%以上にする必要がありました。
その後の技術革新により、
殺菌技術や冷蔵輸送などの環境により
現代のような3~5%でも日持ちするようになりました。
ただ、低塩化が進みすぎると
菌を抑える力が弱くなり、
雑菌や悪玉菌などの増殖を産みやすくなるので
注意が必要です。
つまり、現代の漬物は以前より
目的が少し変化していて、
「味付けや調理の必要がない野菜」
とも言えるのではないでしょうか。
言い換えれば、
漬物をうまく利用することで
料理の時間を短縮することが
できますよね。
刻んでそのままご飯にのせてもよし、
スティック状に切ってお酒のつまみにもよし、
細かく刻んでポテトサラダに入れてもよし。
などなど。
現在も、肉まんや地鶏シュウマイの具としても
利用していただいています。
※時期により提供されていないこともあります。
おにぎりの具材の一部としても利用していただいています。
「漬物で野菜を食べようプロジェクㇳ」を農林水産省が
推奨しています。
上手に利用していただき、
毎日の食卓にお役立てください。
では、また明日。