就活をまったくしていなかった1年前の僕に伝えたいこと
株式会社東京、オペレーションチームの木村です。
最近は、真冬でも半袖短パンで出社するのにハマっています。新宿駅周辺でいま半袖短パンの人を見かけたら、それはたぶん僕です。
「新宿 半袖」で検索したらいろいろ出てきました。お騒がせしてます。
僕は2022年の2月からこの会社で働き始めました。
新卒1号の肩書きでやらせてもらってます。
きっかけは、2022年の初めにツイッターで新卒募集のnote記事を見たことです。
そう、いまのあなたが、1年前の僕です。
「海賊王になりたかった」就活0秒男
当時、2回目の大学4年生をしていたのですが、内定ゼロでした。
(というか、就活を1秒もしてなかったので胸を張れるくらいに当然です)
なんで就活しなかったんでしょうねぇ〜〜。
自分でも不思議です。
まあでも、創業メンバーは学生起業ですし。
取締役の大塚さんに至ってはサマーインターンの直前に辞退したらしいので、他人に迷惑をかけていないという点では僕の方がマシですよね?
とはいえ、大学4年生の1月なので、3か月後には何らかのかたちで自活をしていかなければならなかったのですが、当然アテは全くありませんでした。
会社員になったところで自分は数か月ともたずにやめるだろうと直感していました。尾崎豊かぶれで自由を求めて生きていた私に、「木村は海賊王目指してるもんな」と言った友人の言葉を真に受けて、私は勇者でいずれは海賊王になるのだとすっかり信じ込んでいました。
僕の座右の銘は「己の心に寄り添う人生」です。
自分の真にやりたいことをするのだと自分に言い聞かせていました。
しかし、そうはいっても、床の抜けるような不安があったんだと思います。
いまもやっぱり「言い聞かせていました」と書いてしまうくらいに。
noteを見て応募したのは、出来心でした
年が明け、いよいよ何らかの見通しくらいは立てようという時期だったこともあり、出来心のようなものでふとtwitterで「22新卒 採用」と検索をかけてみると、冒頭の新卒募集のnoteを発見しました。
「この会社なら働いてもいいかもしれない」
と読み終えるやいなや、このリンクから翌日に面接の予約を取り付けました。
このリンク、僕が入力した1年前とまったくおんなじなので、「1年経ったんだなぁ〜」と感慨深いです。
「勇者と一緒に働きたい」とそのnote(上のnoteです)には書いてありました。「ほとんどの会社は自我のない働きアリを求めている」と思い込んでいたので、勇者を求める会社に出会えたことになんだか嬉しくなっていました。
ホームページで社史を調べ、ほかの社員さんのnoteなどを見ると、さまざまな人たちそれぞれが勇者のように思われて、まるで海賊船みたいだとワクワクが高まりました。
「たこ焼き屋をやりたい」がウケた説
翌日、新春の寒空のもと、新宿御苑前のオフィスに面接に出向いてみると、面接を予約したはずの大塚さんが外に出ていて、戻るのは1時間後とのこと。時間に激ルーズな私は、これを聞いてますます、この会社なら働けそうとの見立てが間違ってなかったとのおもいを強めます。
(※いちおう大塚さんの名誉のために言っておくと、直前に起こった緊急のトラブル対応を頑張っていたみたいです。そしていま、当時の大塚さんが対応していたようなトラブルを解決できる役目を僕が担ってます。)
待ちぼうけになりそうだった私に、社長の羅さんが声をかけてくれて、即興の面接のようなものが始まりました。さまざまなことを聞かれましたが、
留年すらできないやつにはこの先何もできないと4年生になって大学に行かないことを決めた話
変わり種のたこ焼き屋をやりたいという目標があるという話
をすると、不思議なくらいにウケました。なんだかアットホームな会社だなと感じるくらいにはウケていました。
その後大塚さんがオフィスに戻り、
「いつから来れる?」
「月末に試験があるので2月から行けます」と言って面接は終わりました。
なぜウケたんでしょうか。入社後に大塚さんに聞いてみたら「具なしのたこ焼き屋は天才でしょ!!!」と言われました。
…。
……。
………僕の目標は、「変わり種のたこ焼き屋」です。「具なし」なわけないでしょ……。
1年前の僕に伝えたい、東京の魅力
就職は人生において大きな決断ですが、1年経って、やっぱりこの会社に入ってよかったと思う理由が3つあります。
また、冬が来ました。
いい会社と巡り合えたと日々実感しております。
先ほどのリンクでまだ読んでいない方は、大塚さんのnoteも是非読んでみてください。