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「人生相談」てんかん(癲癇)の心はどう感じるか

人生相談では、うつ病(鬱病)、統合失調症、てんかん(癲癇、以後「てんかん」と表記します)、の人からの相談もあります。

私は医者ではないので、治療とは別の面からのサポートをしています。

内観の応用で、相談者の意識を感じ取るのが、私の人生相談の特徴の一つです。

今回は、てんかんの相談者さんについて、私がどう感じているかを説明します。

※あくまでも私の印象です。治療には医療機関をご利用下さい。


■てんかん

□理性、感情、無意識、の三つの階層

人間の心がどのような構造になっているかについて、様々な説があります。

ここでは単純に層で分類して上から、理性、感情、無意識、の三つの層に分かれているとします。

てんかんのイメージ

この三つの層は、相互に影響しあっているように感じます。例えば、

・怒りなどの感情は、理性が抑える場合がある
・無意識にある記憶で、自分でもよくわからない感情に襲われる

といったことです。

□心が震えているように感じる

てんかんの発作がおきたときは、理性と無意識はそのままで、感情だけがぶるぶると揺れ動いているように感じます。

理性は、揺れ動いている感情を抑えようとしますが、抑えきれない状態です。そのため感情を中心に、心の全体が震えているように感じます。

抗てんかん薬を服用されると、その感情の揺れを薬の力で抑えるように感じます。

※「人生相談」うつ(鬱)の心はどう感じるか
https://note.com/kimura_kouichi/n/n81a5236967f3


※「人生相談」統合失調症の心はどう感じるか
https://note.com/kimura_kouichi/n/n87dcef81e7d5

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