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就職活動でのトラブル(学生側)

就職活動をしていると、予想外のトラブルに遭うことがあります。

そのときにどう対処すればよいかが、その後の有利な展開につながります。

今回はそのようなトラブルのうち、学生(応募者)側に原因があるものとその対処を取り上げます。

※プライバシーに配慮し、実際にあった出来事をもとに創作した話を掲載しています。


訪問時間に遅れる

今はスマホの乗換案内アプリがあり、電車での移動で乗り換え時間を間違えることは減りました。

しかし、事故などによる電車の遅れは生じますし、程度により訪問時間に遅れる可能性はあります。

このような場合、遅れることが分かった時点で、会社の採用担当者に電話を入れ、事情を説明しましょう。

私の学生時代の話ですが、ある会社の採用面接を受けに行きました。

会社は駅から徒歩20分以上あるところで、駅からタクシーに乗りました。

これで10分前には着くなと思っていたら、会社への道の途中で、着いたから降りろと言ってきます。

地図を見せて、いやここではないもっと先だと説明しましたが、いいえここで間違いありませんと運転手が言い張って、結局そこで下りました。

タクシーの運転手には行先以外何も話していないし、何か怒らせるようなことをしたのだろうか、と起きたことを思い返しながら会社に徒歩で向かいました。

携帯電話もない時代で、結局4分過ぎで会社に着いて、お詫びを言って面接を受けたことがありました。

普段から余裕をもって目的地に着くようにしていますが、不可解な理由で遅れることが、それ以降の人生でも何回か起きたことがあります。


目的地がわからない(たどり着けない)

昔は会社訪問する学生に、会社への道筋を示す地図を印刷して渡していました。

今はスマートフォンが普及し、スマホの地図アプリで目的地まで迷わずに行けることが多くなりました。

ただし今でも、会社の住所を入力しても、正しく案内されない場合があります。

田舎では、住所の番地が飛んでいることがあります。例えば××町の290番地と293番地が数百メートル離れていることがあります。

スマホの地図アプリを頼りに幹線道路から脇道へと入っていったものの、脇道が複雑で方向音痴でもない人が会社に着けないという可能性は今でもあります。

このような場合、迷った時点ですぐに会社に電話しましょう。遅れることへの手配になりますが、自分は予定時刻に合わせて近くまでは来たという証明にもなります。

関西圏の話になりますが、初心者にとって分かりにくいのが新大阪駅です。

新大阪駅より南側が中島(大阪市淀川区東中島、西中島)、北側が宮原(大阪市淀川区宮原、西宮原)で、駅の出口を間違えると移動に5分以上かかります。

間違えないよう、南側へはJR新大阪駅を通って出る、北側には御堂筋線新大阪駅を通って出る、と説明するようにしています。

また、大阪駅北側にあるグランフロント大阪も、行ったことがない人には迷うところです。

大阪駅から北に向かって、南館(タワーA)、北館(タワーB)、ホテル(タワーC)と、3つの高層ビルが並んでいます。

就職活動で関係あるのが南館と北館ですが、たとえば北館は9階が終点のエレベーターであがり、9階で乗り換えて10階以上のオフィス階に行くエレベーターに乗り換えます。

初めての人はここが分かりにくいので、9階にはソファーが三つあって一つは赤い、と赤いソファの説明を行うようにしています。

赤いソファー(グランフロント北館9階)

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