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就職活動と身だしなみ

 どこの学校でも就職課の面接対策で、身だしなみについて説明しているでしょう。

 またそれ以前に、学生なら日頃の学生生活で周囲から身だしなみについて指摘を受けているようです。

 ただ、意外と本人は気づかず、他人から見て気になる箇所というのはあります。

 今回は、その身だしなみについて取り上げます。


身だしなみの基本

 まず、身だしなみの基本です。

清潔感

 これは就活の本などで書かれていることですが、基本なので取り上げます。

 清潔感とは清潔な感じ(印象)ということで、着ている服も含めて、全身から清潔な印象が持たれるようにすることです。

 就職活動に限らず、社会人になってからも清潔感は求められます。

手入れされている状態

 私の場合、清潔感の出し方について聞かれると、「手入れされている状態にする」ことだと答えています。

 例えば髪はブラッシングしている(櫛を通している)、ヒゲは剃っている、シャツは洗ってある、靴は磨いてある、といったように体や着るもののすべてを手入れされている状態にすることと話しています。

 余談ですが、求人申込みのある会社が学生の就職先として適切か、経営コンサルタントほどではないですが会社を評価することがあります。

 会社の評価で、工場を見学することがあります。工場での現場が整理整頓されているか、つまり手入れされている状態にあるかどうかが、評価に反映します。

 これは私に限らず、工場や建設の現場を見ている人なら、共通して感じることです。


見落としがちな手入れ

 次に、見落としがちな手入れについて取り上げます。

ピアスをする人はコンシーラー

 女性・男性を問わず、普段はピアスをしている人がいます。

 就職活動でピアスをつけたままという人はさすがにいなくて、私が言わなくてもピアスをはずして面接に臨んでいます。

 ただ、耳たぶに穴が開いている状態で面接を受けると、印象が悪くなります。

 職種にもよりますが、顧客と会ったり顧客の社内で仕事をする場合、耳たぶに穴が開いているとチャラいイメージをもたれるからです。

 ビジネスの場で比較的保守的な人(役職者が多分に含まれます)がそう見なすということです。

 ですから耳たぶの穴は、隠すか目立たなくしましょう。その方法として、女性用化粧品のコンシーラーで埋める方法があります。

マスクの備え

 身だしなみから少しはずれるかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症対策だけでなく、インフルエンザ対策としても面接官がマスクをしている場合があります。

 白のマスクを、かばんに常備しておきましょう。そして面接官がマスクをしているのを見たら、それからで構いませんからマスクをしましょう。

 面接は話す内容を含めて、相手に合わせるのが基本です。

額を見せる髪型がベター

 男女問わず、ビジネスの場では額を見せる髪型にします。額を見せると、仕事の場にふさわしい印象が強くなるからです。

 ただし、別に額を見せない髪型でも、ヘアスタイルを整えている学生なら内定を得ています。

 髪型を含め、清潔感が第一に求められているからです。

電池式ではなく充電式がお勧めです

ヒゲや鼻毛の手入れ

 学生対象に、この件で指摘したことはありません。私が指摘する前に、同級生や家族から言われることでしょう。

 ただ世の中には、研究職などあまり人と会わない仕事で、なおかつ一人暮らしの人だと無頓着な人もおられます。

 これらの手入れが面倒だと思う人は、電気式シェーバーを買っておきましょう。唇の上のヒゲを剃ったときに、鼻毛もカットされます。

 面接前は電気式シェーバーで仕上げる習慣にすれば、手入れを忘れにくいです。

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