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就職活動でのトラブル(会社側)

就職活動をしていると、予想外のトラブルに遭うことがあります。

そのときの対処で、その後の有利な展開につながります。

今回はそのようなトラブルのうち、会社側に原因があるものとその対処を取り上げます。

※プライバシーに配慮し、実際にあった出来事をもとに創作した話を掲載しています。


連絡ミス

会社側の手違いで面接時間が間違っていた

 面接日時で、日を間違えていたり、時間を間違えていたケースです。

 例えば会社から送られてきた面接案内の文書には14日と書いてあるので14日に行ったら実際は15日の予定だった、9時から面接とメールにあったので9時前に会社に行ったら実際は10時からの予定だった、といったことです。

 この場合、証拠である文書やメールの文面を会社の人に見せて自分は間違っていないことを証明した上で、こちらは気にしていない、できるだけ会社の予定に合わせます、ということを返事すればよいでしょう。


社員間の揉めごと

担当者の不手際で別の社員が文句を言いだした

 工業系の学校では、各種の施工を行う会社の説明会に参加する学生が多いです。

 そのときには、作業服を着たりヘルメットを被ったりして、現場を見学することがあります。

 採用担当者と学生が現場に入ると、そこで作業している社員が文句を言いだして揉めるということがときどき起きます。

 「見学に来ることを事前に聞いていなかった」、「作業が空いている時間を事前に指定したのに、忙しいときに来て迷惑だ」といった文句です。

 このときも学生としては、どちらに付くことはせず、中立を保ちましょう。そして余計なことは言わず、誰にも礼を言って終わりましょう。

面接中に口論が始まった

 これもときどきある展開です。応募した学生1名と社員2名による面接が始まり、その社員同士で口論が始まって面接が中断されるというものです。

 パターンはだいたい決まっており、2名の社員はライン(本業の部門)のリーダーと、スタッフ(管理部門)の担当者が多いです。

 つまり、現場の責任者と、総務の責任者という組み合わせです。

 大きな会社ほどラインとスタッフの対立があり、ライン側の社員が「俺たちの働きでお前が飯を食えているんだ」といい、スタッフ側の社員が「採用の主役は俺だ、言うことを聞け」と応酬するやりとりが出てきます。

 こういう場合、面接を受けている学生の立場として、どちらか一方の社員に同調することはせず、毅然とした態度で中立を貫きましょう。口論した二人にも不満は言わず、礼を言って終わりましょう。

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