模試の結果がイマイチだったときに。
こんにちは、医塾の木村です。
5月に受験した模試の結果が返却されている頃だと思いますが、解き直しなどしていますでしょうか?
模試は受験するだけではあまり意味がありません。満足できない結果であっても、結果と向き合って、できなかった問題に向き合うことが合格に向けてとても大切ですね。
自己紹介
医学部受験専門オンライン塾「医塾」代表。「生徒ファースト」の指導で、担当生徒のために年間で最大約1900年分の過去問を解き、個別指導講師として14年以上、多くの生徒の医学部合格をサポートしている。指導科目は生徒から要望があれば持ち前の勉強量を活かし、数学・英語・現代文・小論文・推薦対策など多岐にわたる。医塾では主に数学と小論文を担当。国公立医学部や私立医学部に多くの生徒を合格させた実績を持つ。その他、英語と現代文では東大を含む旧帝大へ、小論文では医学部や慶應へ、総合型選抜では医学部も非医学部も数々の生徒を合格させている。
過去に合格した生徒を見ていても、彼らは最初から模試の結果が良かったというわけではありません。
この時点で模試が悪くても、最終的に逆転合格をした生徒はたくさんいます。
彼らに共通していることが「結果に向き合っていた」ということです。
「今回はなんか調子が悪くて・・・」とか「ここでミスをしちゃったけど、本当なら最後まで取れてたし・・・」と結果に正面から向き合わず、単に「今回だけ偶々うまくいかなかった」と結論づけてしまう人は実は結構多いです。(気持ちはよくわかります)
頑張れば頑張るほど、思うような結果が出なかったときに見るのが辛くなります。ただ、確実に成長している点はありますので安心して下さい。今回できなかったところを自分の課題として次に向けて修正していけば点数は伸びていきますよ。
逆に、そうした結果を直視しないと、結局次の模試でも同じような結果に終わってしまいます。そこで自分の改善点に気がつけば良いのですが、そのまま受験まで気がつかず、そのまま浪人してしまう人も多いです。
もちろん、「模試で結果が出ても本番じゃないから意味がない!」と言われたらそうかもしれません。大事なことは「受験に合格するか・しないか」であることはその通りでしょう。ただ、それが「模試は取れなくてよい」、「模試の結果を見なくてよい」ということではないということです。
受かるためには、模試の分析と、分析結果を踏まえた勉強方針の修正は不可欠です。今回の結果を見て、次への反省点を挙げて、力を伸ばし、来年2月に合格しましょう。
今できなくても必ず入試までにできるようになります。できなかったところは「伸びしろだ」とポジティブに捉えて前向きに勉強を進めていくことが大事ですね。
模試からどんな課題を見つければよいかわからない人、どうしたらよいかわからず困っている人がいれば、ご相談ください。
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