なぜ店舗数を増やすのか
先日お客さまに
「なんでお店を増やしたいんですか?」
と聞かれました。
なんでなんでしょう?
実は自分でもよくわからないんです。
答えあぐねてしまいました。
お金儲けのため、だけではないと思います。
確かに店舗が増えると収益も増えますが、全て経費と次の出店料につぎ込んでしまっているので、手元には残るお金は1人で店をやっている時とあまり変わりません。
このやり方が上手くいって、少しづつでも儲けが手元に残るようになれば安定した収入にはなるでしょう。
それも究極的な目的ではありますが、なかなか遠い目標で、現実感は濃くありません。
人のため?
確かにみんなにもっといい環境で働いて欲しいというモチベーションはかなりあります。
でも他人の幸せを原動力として働いている、というような聖人でもありませんし・・・。
お客様には
「安定したいからですかね(将来的に)」
と言うと一応納得していただけました。
そのあとも少し考えていたのですが、あえて言えば、サッカーの時と同じ思考なのかもしれません。
別にスポーツとしてのサッカーに似ているということではありません。
サッカーを上手くなろうと思えばいろいろな努力をします。
体力が足りないと思えば走り込んだり、シュートが弱いと思えばシュート練習を繰り返します。
美容師としてより良く働こうとすることが独立に繋がり
より良い美容室を作ろうと思うことが二店舗目に繋がり
そのやり方に普遍性があるのか、さらに良くする為にはどうすればいいのか?
その事を確認する意味でも三店舗目を考える。
かっこよく言えばチャレンジしたくなり
言い方を変えれば得た経験値による改善方法を試してみたくなる。
という事ですね。