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スタッフとの関係がだんだん悪化していく

4年目の旅行手当の申請がnoanroomsのスタッフからありました。

どこへ行くのかと聞くと

「箱根の温泉に一泊」

という答えが。。


僕としては日常から離れた経験が仕事にも活きるはず、と思って作った制度なんですが

車で1時間の距離に1泊では

当初考えていた

長期休暇が取りにくい業界を少しでも変えたいという思いとはかけ離れてきてしまいました

結局それ以来旅行手当の支給には

3泊以上の国内旅行

もしくは海外旅行

と言うルールを設けることになりました。


 またある時スタッフが

「労働時間が基準法違反だ」

と訴えてきました。

お店に行くと「労働基準法ハンドブック」的な本が目立つところに置いてあります。

スタッフ募集の要項にある通り、僕のお店では売り上げが確保できれば労働時間は拘束しません。

確かに売り上げの基準は多少厳しくなりましたが、それは社会保険を導入したことが主な原因です。

それも手取り額を減らさないための基準なので、僕の方から労働時間について強制した事はありませんでした。


でもこれっていわゆるパワハラなんだろうか?

何と言っても僕も初めてのことばかりです。

社労士さんに話を聞いてもらいましたが、僕のパワハラには当たらない、法的には問題がない、と言っていただき、少し安心しました。

しかし違法ではなくとも不透明な就業規則な部分もありとの事でした。
 
長く働くためには

正当な評価が第一だとし

それはつまるところ

お給料にしっかり反映されなければならないと考えました

第二に

自由度が大事

だと思いました。

人にとって

強制されて行うことは

自発的に行うことよりも低い効率しか生まないからです。


そもそもやらされる仕事なんて楽しくもありません。


旅行手当は長期休みと取りにくい業界なので、少しでも長期休暇を申告しやすい環境をと僕なりに考えた事でした。


そのどれもroomsのスタッフの気持ちを盛り上げることはできませんでした。


*この体験からのちに 求めない経営 に思いっきりシフトしていきました。
のちに書いていきたいと思います

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