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変化の時
当然、これで福造氏のスキームを使った社会保険の削減は出来なくなりました。
社会保険料の支払いは大変でありますが、グレー(黒)の状態はいけません。
自分もたくさん勉強し、詳しくなれる良い機会になりました。
そもそも社会保険を良いと思っている美容師ばかりではありません。
元々は社会保険に加入しないのが当たり前の業界でした。
その為、現在のように社会保険を強制加入にした事で、以前より大きく手取りが減ってしまったという美容師もたくさんいるのです。
また、30歳過ぎているのに今更社保に加入してもどうなんだろう?と補償に疑問を持つ美容師も多くいます。
前にも書きましたが、僕は少しでも手取りを多くする事が一番であると考えるタイプです
社保をやめてもできる事はあります。
多くなった手取りの資金を個人での保険に充てたり、積み立てに回すなど、安心や老後の蓄えを創出する手段はしっかり学べば沢山あるのですから。
うちの会社はお客様とマンツーマンで、自分の個室を持つスタイルです。
1人では担当出来るお客様の人数が決まってしまう為、売上の上限が見えてしまいます。
仮に毎月70万円売上るスタイリストがいるとします。社員の場合だと売上の40%歩合から社会保険料、雇用保険、所得税が引かれて、残りが手取りになります。
会社側は売上の60%で店舗維持費やスタイリストにかかる経費を全て負担し、税金、保険料を支払います。
もちろん利益もここから出します。
当然ですが経費が増えれば利益が出ません。
マイナスになる可能性も高いのです。
美容室経営は簡単に言えば
入ってくるお金をどの様に分配するか
だけです。
会社の利益を増す > 個人の給与が減る
個人を増やす > 会社減る
この分配を色々な事を考慮しながら
会社と個人が敵対構造にならない様な
最適な水準を目指すのです