見出し画像

スマトラオオヒラタ初心者でも100㎜出す方法

初心者でも簡単に100㎜出す方法と書きましたが、
まずは血統、環境、餌
この3つが揃わないとなかなか上手くいきません。

1.血統


まずは大型血統を入手することからです。

いろんな血統がありますが、kuni、ultimate、ever-107.9(GX、TX)などの血統(ライン)がオススメです!


DDAさんから
evernothingさんから

理由はスマトラのレコード(ギネス)が107.4㎜、107.9㎜、108.8㎜全てにkuniが入っています。

大型完品羽化しやすいラインだということです。

逆にいうと大きいけど羽パカが多い血統や大型血統なのに太さ(顎、胸)が出る血統は伸ばしにくいと思っています。

その理由で僕は、ずっとkuniラインをメインに飼育しています。

使う個体のサイズは特に気にしていませんが、種親のサイズや同腹個体は気にしています。


98.5㎜
種親101.6㎜ですが、104㎜、107.9㎜の血が入っているので選びました。


ヤフオクで入手する際は、御本家からの購入かDDA、SNSで繋がりのある方から購入するのがオススメです。

2.環境


温度管理ですが、20〜22℃で管理できればそこそこのサイズが出てきます。

夏場の温度管理が難しい人は夏前からペアリングして、秋頃ボトルへ投入するようなサイクルがオススメです。

初期は高めでしっかり食わして、真冬に羽化ボトルへ投入すると夏前には羽化してきます。

その方法で始めたばかりの頃に100㎜近い個体を出すことが出来ました。

あとは湿度も重要です。
40〜50%になるように加湿器や除湿器を使って管理してください。

3.餌


餌ですが、なるべく菌糸を使いましょう。

いろんな菌糸がありますが、DDAから発売されている菌糸が上記の血統とも合わせやすく、サイズが出やすいと思います。

リレーは2齢で1500ボトル→3200ボトルの2本羽化が簡単です。

交換タイミングはヒラタケなら5〜6ヵ月、オオヒラタケなら3〜4ヵ月が目安です。
投入タイミングや環境によって前後しますが。

幼虫の重さは50g後半〜60g後半あれば確実に大型化してくると思います。

交換前のG-ZERO
1本目からの幼虫


交換後は触らずに、温度変化もないように管理してください。

あとは伸びてくる幼虫、そうでない幼虫がいるのでしっかり観察し、数を飼育してください。

まとめ

まずは大型血統を入手すること
環境を整えること
菌糸を切らさず交換すること

しっかり管理すると100㎜以上も出てくると思います。
ただし、全ての幼虫が100㎜以上とはいかないので、数や年数をこなしてブリードしてみてください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

気になることやわからないことがあれば、いつでもDMしてください。

いいなと思ったら応援しよう!