いい仕事って
結論から書くといい仕事とは
「相手の時間を奪わないように配慮した形で仕上げたもの」
なんだなぁと最近思う。
っていう内容を今から色々書きます。
学生のころバイトしてた先の店長に言われた言葉で、今も覚えていて注意しているのが
「(店員側の)専門用語をお客に使うな。
お客の使っている言葉で説明しろ」
という言葉。
これも、「相手の時間を奪わない」につながる精神だったのだと20年以上経った理解できてきた。
自分はサラリーマンで、組織で仕事をしていて、いま自分の立場は「お客さんになる側」「訪ねてきてもらって商品説明を受ける側」なので、「お客」という相手はある意味存在しない。
でも「相手」は当然沢山いて、
「資料を作って」といった上司も相手だし
「これやっといて」とお願いした同僚・部下・他部署の人も相手だし
荷造りして発送して、それを受け取る支店にいる人や「訪ねて来てくれる人」も相手だし
メモを取ったり、資料をまとめたりして、あとから見返す「未来の自分」も相手。
「この順番にやったほうが楽だな」と思って最適な手順で作業をするのも、5分後の自分(相手)の時間を奪わないためにそうしている。
であればその相手をどんどん広げて、資料を作ったときに相手が何を疑問に思うか、その資料を見てそこから何を調べないといけなくなるか。
その辺りを想像してそれがわかるようにしておく。
それを先に調べて資料に盛り込んでおく。
5年保管の書類とか会社にあると思いますが、
それは保管することが目的でもあるけど、
保管しているってことはあとから見返すことがあるわけで、
だからきちんと箱に見出しを貼って、その中に整理されて
「取り出しやすく」保管していると思います。
その整理方法とかは、今まで仕事に携わった人が試行錯誤した結果でこれも「未来の誰かの時間を奪わない」ための対応。
世の中はこんなことで溢れている。
だから今日の目の前の仕事も、
「受け取った人が作業しやすいように」
「受け取った人が判断しやすいように」
「受け取った人の調べ物が少ないように」
「受け取った人がやることがわかりやすいように」
仕上げると、それは「いい仕事」になって
「あいつできるやつやな」
って思われるようになるはず。
ちょっと調べれば「当たり前やろ」ってことかとは思いますが、
上記の20年以上前に言われたバイト先の店長の言葉の意味が最近改めて腑に落ちたのです。
というお話。
「いい仕事」できるようにがんがる。
おしまい。
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